【成人式前撮り撮影】セルフメイクでも失敗なし!振袖に合うメイクのポイント
成人式は人生に一度きりの記念日です。成人式では振袖を着用する方が多い傾向ですが、とっておきの振袖姿を前撮り撮影で記念写真に残すケースもあるでしょう。
その際に悩むのが振袖に合わせたメイク。普段しているメイクと和装のメイクのポイントは少し異なるため、セルフメイクをする際に悩んでしまうことも多いようです。
そこでこの記事では、成人式の前撮りでセルフメイクを成功させるポイントと注意点をずらりと紹介します。和装メイクのコツから、振袖の色やイメージに合わせたメイクアイデアまで、失敗しないメイク方法を詳しく解説しますので、成人式の前撮り撮影はセルフメイクで挑むという方は、ぜひ事前にチェックしておきましょう。
成人式前撮り撮影時のメイクはセルフにする?プロに依頼する?
成人式の前撮り撮影でメイクをセルフにするか、プロに依頼するか迷っている人も多いのではないでしょうか。どちらを選ぶかは人によってそれぞれですが、事前にセルフメイクのメリットやデメリット、プロにお任せする場合の特徴などを理解しておくと選択しやすくなります。
まずは、それぞれのメリットやデメリットについてチェックしていきましょう。写真映えするメイクのポイントも明記してありますので要チェックです。
セルフメイクのメリット:自分の好みに合わせられる
成人式の前撮り撮影でセルフメイクをするメリットは、自分の好みや雰囲気に合ったメイクを作れることです。
普段使い慣れたコスメを使えば失敗なく、自分に合ったメイクが可能なのはセルフメイクならでは◎。特にトレンドを取り入れたメイクにチャレンジしたい人にとっては、セルフメイクは魅力的な選択肢といえるでしょう。
セルフメイクのデメリット:撮影用メイクの仕方が分からない
撮影用のメイクは普段のメイクとは少し異なります。そのため、普段と同じようなメイクに仕上げてしまっては、写真映えしない可能性もあります。
写真映えするメイクのポイントは、目、眉、鼻を目立たせることです。これに和装に似合うメイクの要素をプラスしていきます。
撮影中は、テカリを抑えたり、リップを足したりということを自分でやらなくてはいけない点もセルフメイクの懸念点といえるでしょう。
プロにメイクを依頼する場合は?
プロのメイクアップアーティストに依頼するメリットは、豊富な経験と技術で振袖に映えるメイクを提供してくれることです。
バランスの取れた美しいメイクで、写真映えする仕上がりが期待できるでしょう。また、メイクの準備や実施の手間を省けるのも大きな利点。当日は緊張や興奮もあるので、プロに任せれば安心して本番に臨めます。
一方で、イメージ通りにならないリスクや、追加費用がかかるデメリットもあります。自分の希望をしっかりと伝えられるよう、なりたいメイクのイメージ画像などを持参し、納得のいく仕上がりを目指すことが大切です。
成人式の前撮り撮影時にセルフメイクする際のポイント
成人式の前撮り撮影でセルフメイクに挑戦する際は、和装に合ったメイクのポイントを押さえる必要があります。ここでは、肌作りや眉メイク、アイメイク、チーク・リップの選び方など、和装メイクのコツを詳しく紹介します。
また、一重や奥二重など目の形に合わせたアイメイクテクニックもピックアップ◎。ぜひ参考にして、成人式前撮りメイクを成功させましょう。
和装メイクのポイント1.肌作り
和装メイクで最も重要なのは、肌作りです。普段のメイクとは違い、マットな陶器肌を目指すのがポイント。下地はカバー力が高く、皮脂崩れしにくいものを選びましょう。ファンデーションは肌の凹凸をカバーし、マットな仕上がりになるものがベストです。
明るめの色を選ぶと、華やかな印象に仕上がります。仕上げにフェイスパウダーを使うことで、撮影時もサラサラとした肌を保ちやすいでしょう。
ただし、厚塗り感が出ないようにすることが重要。成人式の振袖姿はフレッシュ感も大切です。マット肌とはいえ、透明感も意識して仕上げましょう。
和装メイクのポイント2.アイブロウ
次に眉の作り方も重要です。まずはペンシルで眉尻の形を取り、パウダーで眉頭をぼかします。そして、自分の眉の形に沿って足りない部分をパウダーでカバーしていきましょう。濃すぎず自然に仕上げることがポイントです。
最近はストレート眉がトレンドです。眉山をあまり作らず、目と平行になるように足りない部分を丁寧に描き足し、髪色に合わせたアイブローマスカラで全体を整えて仕上げます。
前髪を上げる場合は、眉尻を濃いめに仕上げると写真写りも良くなるでしょう。
和装メイクのポイント3.アイメイク
アイメイクは、和装メイクの中でも特に重要なポイントです。まずはアイラインを丁寧に引くことから始めましょう。目尻を少し長めに描くことで、和装に似合う切れ長の目元を演出できます。
次に、ビューラーでまつげをしっかりとカールさせ、マスカラを塗ります。マスカラはボリュームが出るものではなく、ロング・カールタイプがおすすめ。まつ毛を長く見せることで、目の大きさが強調され目力が生まれ写真映えもアップします。
まつげの長さが気になるという方は、つけまつ毛を使用したり、事前にまつげエクステで仕上げておいたりするのもよいでしょう。
和装のメイクのポイント4.チークとリップ
チークとリップは、振袖の色に合わせて選ぶのが基本です。赤系の振袖なら、オレンジ寄りのチークとレッド系のリップを合わせると、若々しい印象に見せられます。ピンク系の振袖には、ローズ系のチークとコーラルピンクのリップがおすすめ。
一方、紫や青系の振袖には、ローズ系のチークとワインレッドのリップを合わせると、大人っぽい雰囲気を演出できるでしょう。
チークは頬骨に沿って、内側から外側に向かって丸く乗せるのがコツ。濃すぎず薄すぎず、自然な血色感をアピールできるとベストです。リップは輪郭をしっかりと取り、グラデーションをつけると立体的な唇に仕上がります。トレンドを取り入れつつ、自分らしさを大切にしたメイクを心がけましょう。
目の形にタイプに合わせたアイメイクテクニック
一重や奥二重など、目の形によってアイメイクのテクニックは変わってきます。つぶらな瞳の一重さんは、目尻にポイントを置いた切れ長メイクがおすすめです。このとき、目尻にカラーシャドウを入れるなど、クールで個性的なメイクに仕上げるのもよいでしょう。
また、かわいい感じをプラスするなら、カラーマスカラなどでデカ目を意識するのもステキなアイデアです。一重の場合は、目尻にカラーシャドウを置くことで、目元に奥行きが生まれ、パッチリとした印象に仕上がります。
目元がはっきりしている二重さんの場合、二重の幅が広いのでアイホール全体にカラーをのせて遊んでみるのもおすすめです。逆に、人気のカラーレスメイクにしても、目力のある二重さんは振袖がより際立っておしゃれ感をアピールできます。
二重さんは、盛りすぎ・やりすぎメイクは和装と相性があまり良くありません。ほどよい程度を心がけるようにしましょう。
奥二重さんは、二重ラインを生かしてグラデーションを作るのがおすすめ。目のキワにアイラインを引き、さりげなく目の形を強調するのがポイントです。
振袖の色に合わせたメイクアイデア
成人式前撮りのメイクは、振袖の色に合わせることも重要なポイントです。赤系、青系、黒系、パステルカラーなど、振袖の色によって似合うメイクは異なります。
ここでは、振袖の色別にメイクのポイントを詳しく解説します。振袖の色に合わせつつも、なりたいイメージに沿ったメイクに仕上げると満足度も高まるでしょう。
赤系振袖は若々しいキュートさを目指して
赤やボルドー系の振袖には、若々しさとキュートさを最大限に引き出すメイクが最適です。リップメイクには、華やかさをプラスできるマットな質感の赤やオレンジ系のリップを選ぶのがおすすめです。
目元は、涙袋に赤色のアイシャドウを入れるか、ベージュ系を選ぶとよいでしょう。二重さんは、まぶた全体に明るいピンクを広げ、二重幅にポイントとして濃い赤色のアイシャドウを重ねるグラデーションがおすすめ。
一重さんや奥二重さんは、上まぶたはベージュやブラウン系でまとめ、下まぶたにポイントとして赤色のアイシャドウをプラスすると、バランス良く仕上がります。さらに、赤色のアイライナーを目尻に少し入れると個性的な雰囲気が引き立つでしょう。
青系振袖はクールさや大人っぽさを引き立てて
青系の振袖は、爽やかさと大人っぽさを兼ね備えた印象を与えます。この色の振袖に合わせるなら、人と被らないモードなメイクがおすすめです。
まず、アイメイクでは、ブルーブラックのアイライナーを使って、切れ長の目元を演出しましょう。そして、シルバーラメのような寒色系のラメアイシャドウを重ねることで、華やかさをプラスできます。
メイク全体としては、寒色系で統一感を出すのがポイントです。ただし、顔色が悪く見えないよう、ほんのり血色感をプラスする程度のチークは忘れずに◎。リップも艶感を意識すると若々しさもプラスできるでしょう。
黒系振袖は大人っぽさをたっぷりアピール
黒系の振袖は、大人の女性らしさを存分に引き出してくれる頼もしい味方です。メイクも、黒の持つ上品さと華やかさを生かすことがポイント。
目元は、ゴールドやラメを使ってゴージャスに仕上げるのがおすすめ。まぶたの中心や涙袋にさりげなくキラキラ感をプラスすれば、グッと印象的な目元に仕上がるでしょう。
あまりゴージャス過ぎるのは苦手......という方は、イエロー系のアイシャドウを選ぶと、落ち着いた雰囲気の中にも華やかさを添えられます。
リップは、なりたいイメージに合わせて色味を変えるのがおすすめ。レトロな雰囲気なら明るめの赤、シックな印象を狙うなら深みのある赤など、なりたいイメージに合わせて仕上げましょう。
パステルカラー振袖はキュートさ全開に
パステルカラーの振袖は、ふんわりとした優しい雰囲気を醸し出してくれます。そんな振袖に合わせるなら、キュートさ全開のメイクがおすすめ。
アイメイクは、パステルカラーのアイシャドウを使って、ふんわりとしたグラデーションを作るのがポイントです。特にピンクやラベンダー系の色を選ぶと、ロマンティックで女性らしい雰囲気がアップするでしょう。
チークは、ほんのりピンク系のクリームチークを頬の高い位置に乗せて、ふんわり血色感をプラス。リップは、ベビーピンクやサーモンピンクなどの優しい色味を選んで、ぷるんとした唇に仕上げましょう。
振袖のイメージに合わせたメイクアイデア
成人式の前撮りでは、振袖の雰囲気に合わせたメイクを選ぶことが大切です。ナチュラル美人系、レトロモダン系、大人クール系、甘めガーリーポップ系、個性派系など、なりたいイメージは人それぞれです。
ここでは、それぞれのイメージに合ったメイクスタイルのポイントを解説します。自分らしさを表現できるメイクを見つけて、成人式前撮りを思い出に残る一日にしましょう。
ナチュラル美人系
ナチュラル美人系のメイクは、自然な美しさを引き出すのがポイントです。ベースメイクは、透明感のある肌作りを心がけましょう。ファンデーションは薄めに塗り、パウダーで仕上げて、マットな質感に。
アイメイクは、ブラウンやベージュなどの自然な色味を選び、グラデーションを作るのがコツ。アイラインは細めに引き、まつげは自然な長さと濃さに仕上げます。チークは、ほんのり血色感を出す程度がベスト◎。
リップは、自然な色味のピンクやコーラルなど、優しいカラーを選ぶと自然な女性らしさが引き立つでしょう。全体的に、やりすぎない雰囲気を大切にしながら、上品な印象に仕上げるのがナチュラル美人系メイクを作るポイントです。
レトロモダン系
レトロモダン系メイクは、古風な雰囲気と現代的なエッセンスを組み合わせるのがポイント。まず、ナチュラルでゆるふわな太眉を描きましょう。アイブロウパウダーで輪郭を取り、毛流れに沿ってアイブロウペンシルで一本一本丁寧に描き足します。
次に、インパクトのあるアイメイクをプラス。振袖の色と調和する大胆なカラーのアイシャドウを選び、モダンな雰囲気を強調しましょう。目尻を少し跳ね上げた猫目ラインでかわいらしさもプラス。
そして、はっきりとしたリップメイクでスパイスを。赤やオレンジなど華やかなカラーで唇を彩り中央にグロスを足してツヤ感を出すと、より魅力的な表情に仕上がるでしょう。
ベースメイクは陶器のようなマット肌を目指しつつ、ハイライトやシェーディングは控えめに。チークも血色感を出す程度に留めて、レトロモダンな雰囲気を演出すれば完成です。
大人クール系
大人クール系メイクは、シャープで洗練された印象を与えます。まず、ベースメイクは基本のマットな仕上がりに。ファンデーションを薄く塗り、Tゾーンのテカリをしっかり抑えましょう。
アイメイクは、目尻を強調した切れ長アイメイクがおすすめ。アイシャドウは、目尻側に濃いめの寒色系カラーを使い、グラデーションで奥行きを演出します。
アイラインは黒のリキッドで、まつ毛の間を丁寧に埋めつつ、目尻を長めに引いて切れ長効果を強調。アイブロウは、切れ長の目に合わせて少し長めに描くとよいでしょう。
チークはカラーレスやベージュ系を縦長に入れ、リップはリップライナーで輪郭をしっかり取り、マット系の赤リップで仕上げるとクールな印象が引き立ちます。振袖に合わせたポイントカラーを取り入れるのもおすすめです◎。
甘めガーリーポップ系
©HIBIYA-KADAN
甘めガーリーポップ系メイクは、かわいらしさ全開のメイクスタイルです。ベースメイクは、ツヤ感のある下地を使って肌を整え、クリームチークでほんのり血色感をプラスでかわいさをアピール。ファンデーションはパウダーやプレストパウダーでセミマットに仕上げるのがコツです。
アイシャドウは、ピンクやベージュなど優しい色味を選び、目頭と涙袋にパール系シャドウを乗せると、ぱっちりとした目に。アイラインは細めに引いて、まつ毛の間をしっかり埋めましょう。マスカラは目の中央にボリュームを出すように塗るのがキュートな瞳を作るポイント。
リップは、ナチュラルなピンク系のリップにグロスを重ねて、ツヤ感のある唇に仕上げます。全体的に、甘くてかわいらしい雰囲気を大切にしながら、ポップな印象に仕上げるのが甘めガーリーポップ系メイクのコツです。
個性派系
個性派系メイクは、自分らしさを表現するのに最適なスタイルです。アイメイクでは、ラメシャドウやカラーアイライン、カラーマスカラを使って、他の人とは一味違った雰囲気を演出しましょう。
一方で、あまりカラフルになりすぎないよう、チークは肌になじむものを選ぶのがポイント。
リップは艶感を抑えたマットタイプを選ぶと振袖とのバランスが取りやすくなるでしょう。
成人式前撮り撮影時にセルフメイクするなら?マストアイテムや注意点
成人式前撮り撮影でセルフメイクに挑戦する際に、メイク直しは欠かせません。そのため、前撮り撮影時はメイク直しに必要なアイテムを持参する必要があります。
ここからは、どのようなアイテムがあればいいのか、その使い方とメイク直しのベストなタイミングと注意点を解説します。事前の準備と当日のこまめなメンテナンスで、一日中美しい和装メイクをキープしましょう。
メイク直しに必要なアイテムとその使い方
成人式前撮りのメイク直しに必要なアイテムは、リップ、フェイスパウダー、あぶらとり紙などです。
特に、リップは飲み物を飲んだときなどに落ちやすいので、リップブラシとティッシュを使って丁寧に塗り直すのがポイント。フェイスパウダーは、Tゾーンを中心に軽くはたいて、テカリを抑えましょう。
あぶらとり紙は、メイク直し前に余分な皮脂を吸収するのに役立ちます。また、アイブロウやアイラインなども、必要に応じて直すとよいでしょう。メイク直しは、撮影の途中でも鏡を見ながら行うことがマストです。
持ち運びに便利なメイクアイテムの選び方
メイク直しの際に持ち運びに便利なアイテムを選ぶコツは、コンパクトで使いやすいものを選ぶことです。例えば、リップならば、ミニサイズのリップスティックやティントタイプのリップが便利。フェイスパウダーも、コンパクトタイプなら鏡付きで持ち運びに最適です。
また、メイク直し用のブラシセットがあると便利です。リップブラシ、チークブラシ、アイシャドウチップなどがコンパクトにまとまっているセットなら、メイク直しの際に大活躍間違いなしでしょう。
メイク直しのタイミングと注意点
成人式前撮り撮影では、撮影の合間にメイク直しをするタイミングがあります。ベストなタイミングは、撮影の区切りの良いところ、例えば衣装チェンジの前後などです。また、メイク崩れが気になる場合は、撮影をストップしてもらって直してもOKです。
メイク直しを怠ると、撮影後半で化粧崩れが目立ってしまうかもしれません。とはいえ、メイク崩れを避けようと厚塗りしすぎると白浮きしてしまう危険性もあるので注意が必要です。
メイク直しは自然光の下で鏡を見ながら丁寧に行うのがポイント。リップは落ちやすいので、リップブラシとティッシュを使って入念に行いましょう。フェイスパウダーは、テカリが気になるTゾーンを中心に軽くはたく程度でOKです。
アイメイクは、アイシャドウやアイラインがよれていないかチェックを。マスカラは、下まつげについたりダマになったりしやすいので、目を閉じて丁寧になぞるように直すのがコツです。
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まとめ
成人式前撮りのメイクは、セルフメイクにするかプロに依頼するか悩むとです。セルフメイクのメリットは自分の顔に合ったメイクに仕上げられる点や、自分の好みを反映できること。
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