成人式は何時間かかる?当日のスケジュールや前撮り撮影のススメ
華やかな振袖やおしゃれなスーツを着て迎える成人式は、人生の中でも大きな行事です。地域や卒業した学校によっては式典のあとに同窓会が開かれるケースもあり、早朝の着付けなども含め、1日がかりになることも少なくありません。
着付けや式典などに何時間がかかるか把握しておくことで、成人式の1日のスケジュールを組みやすくなります。そこで今回は、成人式当日のスケジュール例を参考に、式典や着付けにかかる時間などをお伝えします。
成人式は何時間かかる?当日のスケジュール
成人式といえば「早朝に着付け」「午前中の式典」と、慌ただしく過ぎるイメージを持つ方も多いでしょう。実際、成人式当日のイベントは盛りだくさんです。ここからは成人式のスケジュール例を紹介します。起床からヘアセット・着付け、成人式を済ませて同窓会まで、一般的なタイムスケジュールを押さえておきましょう。
AM5:00 起床~朝の準備
ヘアセットや着付けの時間によっても異なりますが、予約が6時頃とした場合、起床時間は5時頃がおすすめです。着替えや朝食など、朝の準備を済ませましょう。
朝食は、着物が汚れる、帯やひもが苦しくて食べられないという可能性も考慮し、着付けの前に済ませておくと安心です。また、長い1日になることを踏まえて、前日は早めに寝ておきましょう。
AM6:00 ヘアセットと着付け
6時頃から美容院などでヘアセットと着付けをします。ヘアセットや着付けをスムーズに、かつ理想の形に仕上げるためには、事前の打ち合わせも大切なポイントです。帯の結び方やヘアスタイルなどの希望がある場合は、早い段階で予約先に相談しておきましょう。当日も希望のヘアスタイルの写真などを持参しておくと安心です。
AM10:00 成人式の会場へ到着し式典開始
ヘアセットと着付けを済ませたあとは、会場へ向かい成人式に参加します。ヘアセットと着付けの時間次第では一度自宅に戻ることも。いずれのパターンでも、時間に余裕を持って式典会場へ向かいましょう。お祝いの日を思いきり楽しむためにも、早めの行動がポイントです。
式典の所要時間は自治体によって異なります。一般的には40分程度、関連イベントが予定されている場合は、1時間から1時間半程度かかることも。自治体のホームページなどでも情報をチェックしておきましょう。
AM11:30 友人との記念写真撮影
式典終了後すぐに帰宅する方もいますが、振袖やスーツ姿で友人と記念写真撮影を楽しむ姿も多く見られます。会場内で記念写真を撮ったり、思い出話に花を咲かせたりしていると、あっという間に時間が過ぎてしまうでしょう。
成人式は幼い頃からの友人と久しぶりに再会できる貴重な場です。あらかじめ30分から1時間くらいは記念写真撮影のための時間を確保しておくと、あとのスケジュールがタイトにならずにすみます。
PM13:00 帰宅・着替え
式典や記念写真撮影が済んだあとは、帰宅して振袖やスーツを脱ぎます。着替える前に親戚や近所の方にあいさつ回りをしたり、ご家族でお祝いの食事をしたりするなど、過ごし方はそれぞれです。
夕方以降に同窓会がある場合は、洋装に着替えることが多いでしょう。そのため、メイクや髪飾りも洋装向けに替える時間を確保する必要があります。時間に余裕があれば少し休息を取るのもよいでしょう。
PM16:00 同窓会
同窓会はクラスや学校全体など、集まる規模によっても開始時間が異なります。クラス単位の場合は18時以降、学校全体で集まる場合は16時や17時頃から始まることが多い傾向です。
同窓会自体は2時間程度が一般的ですが、2次会があると夜遅くまでかかることもあります。友人との時間は楽しいものですが、飲酒する際は量に注意すること、早朝から忙しく動いているので体調と相談しながら帰宅時間を決めることなども注意点として押さえておきましょう。
成人式の二次会はドレスで参加?振袖のまま?選び方までご紹介します成人式の式典は何時間かかる?参加するメリット
成人式は日本古来の伝統的行事というイメージを持つ方も多いのでは。しかし実際は、埼玉県のある自治体が、1946年に始めた「青年祭」というイベントが始まりです。そしてわずか2年後の1948年には、国民の祝日として成人の日が制定されました。ここからは、成人式の式典をクローズアップ。かかる時間の目安や内容をチェックしておきましょう。
成人式の式典にかかる時間
成人式の式典にかかる時間の平均は、1時間から1時間半くらいです。しかし、式典内容は自治体によってさまざまで、一概に「○○地区は1時間」などともいえません。
早いところは30分程度、長いと2時間以上かかることもあるなど、所要時間には幅があります。自治体のHPをチェックするほか、式典に出席したことのある先輩に尋ねてみるのもよいでしょう。
成人式の式典内容
式典の内容は自治体によって大きく異なりますが、ほぼ確実にあるのは、開式・閉式の言葉と、市長や区長のスピーチです。このほか、一般的には以下のような内容が式典に盛り込まれます。
・来賓祝辞
・新成人代表のスピーチ
・地域出身の有名人のスピーチ
・地域の学生による演奏
・有名人によるパフォーマンス
・ビンゴ大会のようなゲーム
内容が増えればその分、式典の時間は長くなります。
成人式の式典に参加するメリット
地元に残っている方は気軽に参加できる成人式も、進学や就職で遠方へ行った方にとっては「わざわざ短時間の式典のために帰省するのも……」と、あまり気乗りしないこともあるかもしれません。
しかし、成人式は同級生が集まる大きなイベント。一度に多くの級友と再開できる貴重な機会です。また、式典に参加していろいろな方のスピーチや祝辞を聞くことや、振袖やスーツを着ることで「大人の仲間入りをした」と、改めて実感できます。
成人式は一生に1回です。さまざまなメリットを理解したうえで、参加を検討してみましょう。
成人式にルールはある?服装・式典のマナーや写真撮影のポイントは?成人式の着付けは何時間かかる?スムーズに支度するコツ
振袖を着る場合、式典の時間までに着付けやヘアセット、メイクなどをする必要があります。当日は早朝から予約を受け付けている美容院なども多く、何時に予約するのがよいか迷いがちです。
ベストな時間帯に予約するコツは、着付けにかかる時間をはじめ、式典開始時間や移動時間なども考慮したうえで割り出すこと。スムーズに着付けをするためのポイントも押さえておくと、さらに安心感が増すでしょう。
着付けとヘアセットは一緒にすることが多い
着付けとヘアセットは美容院などでまとめてしてもらうことが多く、トータルで1時間半から2時間程度かかります。着付けのみの場合の所要時間は1時間弱です。
ヘアセットは希望のヘアスタイルや髪の長さにもよりますが、30分~45分程度が平均的。メイクも同時に依頼する場合は、ヘアセットとメイクで1時間ほど必要です。
ただし、着付けやヘアセットは思いのほか時間がかかるケースもあり、前の人が予定をオーバーした場合、待たされることもあります。多少時間がズレたとしても対応できるように、ゆとりのあるスケジュールが理想的です。
移動時間なども考慮する
移動時間も逆算して着付けなどの予約をすることも重要です。美容院や自宅から式典会場までにかかる時間を具体的に把握してきましょう。式典後にフォトスタジオで写真撮影をする場合も同様です。
成人式は1月に開催される地域が多く、大雪や道路の凍結など、天候の影響で普段よりも移動に時間がかかることもあります。着付けの時間が押す可能性や移動中のトラブルも考慮し、式典の2時間~3時間前には支度を終えられるようにすると◎。
10時開始の場合は7時~8時には支度を終えられるのがベストですので、着付けの予約時間は5時~6時が目安です。
スムーズに着付けとヘアセットをするためのコツ
着付けやヘアセットが予定通りに進まないと、自身のスケジュールに影響するだけでなく、次の予約をしている方やお店にも負担をかけてしまう可能性があります。スムーズに進めるために重要なのは、忘れ物をしないことです。
着付け用の小物をはじめ、使いたい髪飾りなども前日までに準備しておきましょう。希望のヘアスタイルなどは事前に伝えておくと、担当する美容師さんもイメージしやすくなります。
着付けの前にヘアセットをするため、髪型が崩れないよう、前開きのシャツやワンピースなどを着ていくこともポイントです。せっかくの髪型が崩れてやり直しにならないよう、また脱ぐのに時間がかからないように、できる対策はしておきましょう。
成人式にゆとりを持つなら前撮り撮影を活用しよう
式典終了後、同窓会までの合間の時間を活用してフォトスタジオで記念写真撮影をする方もいます。当日撮影は着付けやヘアセットが1回で済むため費用を抑えられますが、ハードスケジュールになってしまうことは懸念点です。
そこでおすすめなのが、成人式当日よりも前に記念写真撮影をする「前撮り撮影」です。ここからは前撮り撮影のメリットや、前撮り撮影をする時期ごとのポイントや注意点を解説します。
前撮り撮影のメリット
成人式当日に実施した場合、あとのスケジュールを気にしながら撮影することになり、ゆったりとした雰囲気の中での撮影は難しいでしょう。前撮り撮影をすることで、当日のスケジュールに余裕ができることは大きなメリットです。
撮影枚数や内容にもよりますが、記念写真撮影にかかる時間は2時間前後と考えておきましょう。そのほかにも、前撮り撮影には以下のようなメリットがあります。
・振袖を着る予行演習になる
・前撮り撮影と成人式当日で、異なる帯結びやヘアアレンジを楽しめる
・フォトスタジオやロケーションなど、好きな場所で撮影できる
・時間に余裕があるのでさまざまなシチュエーションで撮影できる
おすすめは前年の春
前撮り撮影の時期でおすすめは、成人式の前年の春、3月~5月頃です。2024年1月に成人式を迎える方の場合は、2023年の3月~5月頃がベストな時期にあたります。
3月~5月は、フォトスタジオが比較的すいている時期です。予約が取りやすいため、都合に合わせて撮影日を選べます。また、気候が安定している時期であることもポイント。振袖を着ていても快適に過ごせるでしょう。
夏の前撮りは暑さ対策に注意
夏休みの帰省などを利用して前撮り撮影をするのも、成人式の記念写真を撮るための方法のひとつです。とはいえ、夏の振袖は暑さとの戦いになることも。熱中症対策をしっかりとしましょう。また、汗でメイクが崩れる可能性も考慮する必要があります。
エアコンの効いたスタジオ内で、着付けからヘアセット、撮影とワンストップで対応可能なフォトスタジオならば、快適な環境で前撮り撮影に臨めるためおすすめです。
ロケーション撮影におすすめの秋は早めの予約が◎
春先同様気候がよく、さらに紅葉などで景色も素晴らしい秋は、ロケーション撮影に最適な時期です。しかし、七五三シーズンと重なること、成人式撮影も人気の時期であることから、予約がなかなか取れない可能性もあります。
秋の前撮り撮影は早めの予約が必須なこと、また夏場に日焼けをしすぎると振袖姿に響くため、配慮が必要なことを覚えておきましょう。
成人式直前は非常に混み合うため要検討
成人式直前の12月、1月は前撮り撮影が最も混み合う時期です。成人式直前になって「やっぱり前撮り撮影もしたくなった」と予約をする方もいますし、着物のレンタル期間が決まっている場合は、成人式と近い日に予約をする方もいます。
予約が殺到していると、予約自体が取れない可能性も否定できません。また、フォトスタジオが混雑している場合、慌ただしい撮影になるかもしれないことも懸念点といえます。
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©Disney
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まとめ
成人式の着付けとヘアセットは、1時間半から2時間程度かかります。メイクも同時に依頼する場合はその分所要時間も長くなるので、時間に余裕のあるスケジューリングが必要です。
自治体によって異なるものの、式典は1時間前後かかるとみておきましょう。成人式は級友との再会を楽しんだり、成人としての意識が芽生えたりするよい機会です。参加してみてはいかがでしょうか。
成人式当日は慌ただしくなりがち。記念写真撮影は当日のスケジュールに余裕が生まれる、前撮り撮影もおすすめです。スタジオアリスの「ふりホ」なら、振袖のレンタルと前撮り撮影、撮影時のヘアセットを定額でお楽しみいただけます。
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