成人式の振袖の小物で必要なものは?レンタル振袖にセットかも確認しよう!
一生に一度しかない大イベントでもある成人式に向けて、振袖を選ぶ時間は有意義なもの。
どんなコーデにするか夢が膨らみますよね♪しかし、振袖や帯だけでなく、振袖を美しく着こなすためにはたくさんの小物が必要です。
そこで今回は、振袖の着付けや装飾に必要な小物をご紹介します。せっかく振袖を着るのなら、それぞれの小物の役割や使い方を知っておけば、知識も増えて、さらに振袖を着ることが楽しみになってくるはず♪
前もって準備するものが分かれば、着付け当日も余裕を持って出かけることができますね!
振袖に必要な小物とは?
振袖を美しく着こなすためには専用の小物が必要になり、大きく分けると「和装小物」と「着付け小物」の2種類があります。
■和装小物
和装小物とは振袖姿をさらにステキに引き立ててくれる装飾小物のこと。
帯揚げや重ね衿、草履やバッグのことを指します。
■着付け小物
着付け小物は、肌襦袢や衿芯など和装下着に関するものや、腰紐や帯板など着付けに関する小物のこと。
振袖だけでなく、すべての着物の着付けで必要なアイテムです。
一般的にレンタル振袖に含まれる和装小物一覧
レンタル振袖の場合、一般的に以下のような和装小物が含まれています。どれもコーディネートを左右するアイテムなので、ちゃんとレンタルプランに含まれているのか確認しておきたいですね。
■長襦袢(ながじゅばん)
肌着の上、着物の下に着用する着物のこと。
振袖の裏につく汗や皮脂などの汚れを防ぐとともに、着付けの仕上がりを美しくする役割があります。
■半衿(はんえり)
長襦袢の衿元に付け、振袖の衿が汚れるのを防ぎます。
■重ね衿(かさねえり)
伊達衿(だてえり)とも呼ばれるもので、半衿と振袖の間に細くのぞかせ、着物を重ね着しているように見せます。衿元のアクセントになり、振袖の雰囲気や顔映りを左右する重要なアイテムです。
■帯締め・帯〆(おびじめ)
帯の中央で結んでいる紐のこと。
帯を結ぶ目的のほか、装飾的な役割も強く、着こなしのポイントになります。
■帯揚(おびあげ)
帯の形を整えるために使う帯枕を包み、振袖と帯の間に入れて胸元を飾ります。
素材感や結び方によって雰囲気を出せるオシャレアイテムです。
■草履(ぞうり)・バッグ
コーディネートの仕上げになるのが草履とバッグ。セット使いにして統一感を出すのがおすすめですよ♪
■髪飾り
顔回りを華やかに演出する髪飾り。
さまざまなデザインがあるので、振袖やヘアスタイルとのトータルコーデが楽しめます。
■ショール
振袖は衿元から風が入ってきやすいため、寒さ対策として必須アイテム。また、振袖を華やかに見せる役割もあります。
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着付け小物は着付けの際に必ず用意する必要があるアイテムです。
和装でしか使われないので見なれないものも多いですが、この機会にぜひ覚えてください。
■肌襦袢(はだじゅばん)
素肌の上、長襦袢の下に着る、いわば着物の下着が肌襦袢。
汗を吸い取る役目はもちろん、着崩れ防止にもなります。上下がつながったワンピースタイプや、上下が分かれたセパレートタイプがあります。
■裾よけ(すそよけ)
“蹴出し”とも呼ばれ、着物の裾が痛まないように襦袢の下につける下着。
これがあると、裾さばきがよくなって歩きやすくなり、着崩れも防いでくれます。
■衿芯(えりしん)
長襦袢に取り付ける半衿に入れて使います。
衿芯を入れることで、衿をしっかりと立たせ、キレイな衿元をつくります。
■足袋(たび)
足袋は着物を着る際の靴下。
足のサイズに足袋が合ってないと足を痛めることもあるので、適したサイズを選ぶことが大切です。
■腰紐(こしひも)
腰紐は長襦袢を留めたり、着物の丈を定める道具。
着付け方法や体型によって使用する本数は異なります。
■伊達締め・伊達〆(だてじめ)
胸元などの着付けが緩んだりズレたりしないよう安定させ、着崩れを防止するために使う小物。
形状や素材はさまざまなタイプがあります。
■コーリンベルト(着物ベルト・着付けベルト)
簡単に言えば、両端にクリップがついたゴム紐の形をした道具。
襦袢や衿などを押さえることで着崩れを防止してくれるので、着物ビギナーにはあると便利なアイテムです。
■帯枕(おびまくら)
帯の形を作るときに土台となる小物が帯枕。
帯山に立体感を出すための小物で、飾り結びのボリュームを支えます。
■前板(まえいた)
帯を締めるときに正面に挟んで使う小物。
これを使うと帯の表面にハリが出て、キレイに見えます。
■後板(うしろいた)
後板は振袖専用の道具になり、前板よりもひと回り小さいサイズ。
振袖は他の着物と違って帯を複雑に飾り結びするため、帯の後ろ側もしっかりと土台を整える必要があります。帯の前側を整える前板に対し、後板は帯の後ろ側で使用します。
■三重紐(さんじゅうひも)・四重紐(よんじゅうひも)
後板と同様に振袖専用の道具。帯の飾り結びを豪華にするために使うアイテムです。
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着付け小物としては必ず用意しなくてもいいですが、あると便利な小物をご紹介します。
■和装ストッキング
「振袖を着るときに足元が冷えるのが気になる」という人には、和装ストッキングがおすすめ!
一般のストッキングとは異なり、つま先がなかったり、かかとまでの長さだったりするので、草履を履くにも便利です。しかも、ストッキングの滑りのよさから、裾さばきがしやすくなるというメリットも♪
■フェイスタオル・補正パッド
着物を着る際は体の凹凸をなくして寸胴体型にするのが美シルエットの基本。
そのため、胴回りの細い人はフェイスタオルを用意して、胴回りを平らになるよう補正します。最近はウエストのくびれなどをワンタッチでカバーしてくれる補正パッドという便利アイテムもあります。
小物で振袖コーディネートを楽しもう!
小物は振袖をキレイに着るためだけの道具ではなく、オシャレアイテムとしても大活躍してくれます。せっかくなら小物をアクセントにして、振袖コーデを楽しんでみましょう!
そこで、使い方や選び方のちょっとしたヒントをご紹介します。
■草履&バッグ
振袖コーデの最終仕上げに欠かせない草履&バッグ。
色や柄を選ぶ場合は単体で選ばず、振袖や帯などと合わせ、全体の印象を考えて決めるとまとまり感が出ます。
■髪飾り
髪飾りは顔に一番近い装飾品なので、自分らしさを演出するにも好都合。
鮮やかな色で華やかな印象に、落ち着いたデザインで大人らしいシックな雰囲気にと、髪飾りをアクセントにすれば、振袖姿をさらにブラッシュアップできます。
■足袋
オシャレ上級者なら、ぜひ足袋にもこだわって。
振袖の場合、白足袋が一般的ですが、最近は色足袋も人気があり、柄ものや刺しゅう、ワンポイントが入ったものなど、デザインも豊富。足元からチラリと見える足袋を、コーディネートのアクセントとして楽しむのもステキ!
■衿まわり
顔に近い衿まわりは、顔映りにも関わる重要なポイント。
カラーやデザインにこだわれば、オシャレ度がさらにアップします。色や柄の組み合わせを工夫して、あなたらしいセンスをアピールしてみて♪
■帯まわり
帯のデザインはもちろんですが、帯締めや帯揚げの色や形にこだわれば、コーデがより引き締まります。
例えば、全体的に落ち着いた上品なイメージにしたいなら振袖の柄や色と似たカラーを。逆に帯締めや帯揚げの色をアクセントにして、遊び心あるコーデにするのもおすすめです。帯締めや帯揚げは結び方もいろいろあるので、自分らしさが発揮できるものをぜひ探してみてください。
振袖小物はレンタルが便利!
小物は種類が多いものの、それぞれにきちんと役割があるので、しっかりとそろえておくことが大切!
しかし、いざ全部をそろえるとなると、それなりの費用がかかります。ましてや次に着物を着る予定がなければ、購入するのは少し躊躇(ちゅうちょ)しますよね。
そこで、コストを抑えて用意したいと思うなら、レンタルがおすすめ!
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振袖姿を美しく見せる必須アイテム
振袖を着るときに使う小物は、振袖を美しく、快適に着こなすだけでなく、振袖姿を引き立てる装飾品としても重要な役割があります。
当日までに用意すべきアイテムはたくさんあるので、余裕を持って準備するよう心がけておきましょう!