その6
冬はビタミンCが3倍に?!
ほうれん草を使った離乳食おかずメニュー
1年で最も寒いといわれる「大寒(だいかん)」の時期を迎えています。冷えて体調管理が難しい時こそ旬の味覚を食べ、しっかりと栄養を蓄えたいですよね。冬野菜の一つ、ほうれん草は11月~2月頃が旬です。気温が低い中でじっくりと光合成をするため、夏よりも冬に栄養価が高くなるのだそう。時期や産地によっては栄養価は3倍にもなるともいわれています。離乳食初期の5~6カ月から食べさせることができます。
ほうれん草の茎は固く、口当たりが良くないため離乳食では葉だけを使用します。電子レンジで加熱するとえぐみが残りやすいので、鍋で葉が柔らかくなるまでじっくりとゆでることがポイント。その後水にさらすことでさらに取り除くことができますよ♪ペーストにして裏ごしし、少しずつ白湯を加えてポタージュ状になるまで混ぜて食べさせてあげましょう。
大人用メニューでは、お正月に余りがちなお餅を使ったほうれん草たっぷりのグラタンがおすすめ♪ほうれん草と玉ねぎ、ベーコンなどのお好みの具材をフライパンでいためたら、牛乳やコンソメなどで味付け。その後1cmくらいのサイコロ状にカットしたお餅を加えて耐熱皿に取り分け、チーズを乗せてオーブントースターで加熱します。とろとろでアツアツのグラタンを食べれば、体の芯から温まりますよ。
ほうれん草を使った離乳食&大人用メニューで、栄養をたっぷりとって寒い冬を乗り越えましょう!