その2
おむつ替えのコツ
おむつを替える時の基本的な知識をQ&A形式でご紹介します!
「こまめに」ってどのくらい替えるの?
おしっこサインをチェックして、ぬれていたらすぐに替えるのが基本です。授乳の前後やねんねから起きたときがチェックのタイミング。以下のような時は排泄物の刺激を受けて肌が赤くなりやすいので、サインの有無に関わらず、いつもよりひんぱんに肌状態を確認してあげてください。
- ・すでに肌が赤い
- ・風邪や熱があるなど体調が悪い
- ・下痢や軟便が続く
- ・座る姿勢が続いた後
お肌に合うおむつって、どこでわかるの?
赤ちゃんのおしりが赤くなっていなければ、まずは肌に合っていると考えてよいでしょう。でも「肌が強い」と思い込み、いつもより長い時間替えないままにするのはよくありません。おしっこしたらすぐに替えるのを習慣にしてくださいね。
「ムレない」ってどういうこと?
おむつ替えの時、いつまでもおしりがベタベタしていたり皮膚がふやけていたりしたら、ムレのサインかもしれません。赤ちゃんの皮膚は大人の半分の薄さしかありません。ムレてふやけると、赤くなっておむつかぶれなどのトラブルを起こしやすいのです。そのため、おむつを替える時こまめに肌を見てあげるようにしましょう。
ふく時の力加減がわからない
新生児~3カ月までは、肌をこすらないようにポンポンとやさしく叩いてふきとってください。いっぺんに大きな面をふくのではなく、指先に軽く力を入れて少しずつふくと、こびりついたうんちもきれいにとれます。
おしっこの時もふくの?
おしっこの中にも肌を刺激する成分が含まれていますので、そのままにしておいたり、ふき残しがあったりすると肌が赤くなることもあります。その都度、性器やおしりをポンポンとやさしくふいてあげましょう。
肌がきれいになった目安は?
うんちは、おしりふきなどに便の色がつかなくなるまで。おしっこの時は、おむつのぬれている部分を確認して、おしっこでぬれていた部分をふきとるようにしましょう。
きれいにふいたつもりでも、汚れが薄く残ってかぶれの原因になることもあります。おむつ替えの時に肌が赤くなっていたら、次回からその部分に気をつけて丁寧にふいてあげてくださいね。
〈出典元〉
花王株式会社Webサイト おむつ選び・替え方のコツ「おむつ替えの素朴なギモン」