その4
ミルクは、家族であげられる！

ポイントを抑えて、赤ちゃんと向き合う！

母乳をあげられるのはママだけでも、ミルクならパパもあげられます。ぜひマスターしましょう。
まずはミルクのつくり方。煮沸した哺乳瓶に、水道水を沸騰させ70℃～75℃に冷ましたお湯を出来上がり量の２/３ほどに注ぎ、粉や固形のミルクを入れます。70℃以上にすると、ミルクの製造時に混入を防ぎきれない細菌等を滅菌できます。溶かす時はゆっくりと円を描くように回して、泡立つのを抑え、飲みやすくします。溶けたら出来上がり量のお湯を注ぎ、哺乳瓶を流水に当てる等して人肌程度（40℃ほど）まで冷まします。
次に飲ませ方です。ポイントは手というより、腕で赤ちゃんを支えること。上体を起こすように抱っこすると、パパも前かがみならずに済みます。哺乳瓶は、口元に空気が入らないよう少し縦にしてあげましょう。
飲み終えたらゲップ。飲み込んだ空気を出してはき戻しを抑えます。パパの肩にガーゼ等を置いて、縦に抱いた赤ちゃんの頭をのせ、背中を軽くトントンしたり、下から上へさすったりします。5分程度続けても出ない時は無理せず様子を見ましょう。
慣れるまでは戸惑うことがあっても、赤ちゃんの反応を見ながら、ポイントを抑えて何回も行ううちに、無理なく行えるようになります。ぜひミルクはパパがあげて、赤ちゃんとコミュニケーションを深め、日々の成長を実感してください。

一覧へ戻る