その3
太ももマッサージで、脚の疲れをスッキリ。
脚のしびれや痛みをやさしくケア。
子育て中は低姿勢で子どもと触れ合ったり、抱っこしてあやし続けたり等、下半身に負担をかけることが増えがちです。すると、太ももの裏あたりの血流が滞り、腰の骨から脚へと続く坐骨神経を圧迫。脚全体にしびれや痛みが生じてしまうことがあるのです。それらを緩和するために、今回は膝上からおしりの下までを足圧マッサージしていきましょう。
①左脚の膝裏の上から太ももを押す。
前回のふくらはぎマッサージに続き、うつぶせに寝た人の太ももを押していきます。押す人は、左太ももの外側に立ち、足裏で包みこむように膝上からおしりの方へ3、4ヵ所に分けて踏んでいきます。これを5回～10回ほど繰り返しましょう。膝の裏はくれぐれも押さないように注意してください。
②左脚のおしりの下を押す。
おしりの下（図④）は、脚の付け根の部分にあたり、マッサージすることで脚全体の調子を整えることができます。相手に強さを確認しながら、痛くない程度にギューッと押していきましょう。
③右脚の膝裏の上から太ももを押す。
続いて、右脚も同様に行います。右太ももの外側に立ち、膝上からおしりへと足の裏で順に押していきます。
④右脚のおしりの下を押す。
右脚のおしりの下（図④）もギューッと圧力をかけていきます。相手の反応を見ながら押していきましょう。
太もも付近を押すことで、脚全体のむくみ解消にもつながります。足圧マッサージは、手では届きにくい体の奥まで少ない力でほぐすことができます。脂肪に包まれた脚の付け根の部分では特に実感しやすいと思います。パートナーと心地よいポイントを探しながらぜひ押し合ってみてください。
