その19
電子レンジを使いこなしてラクにお料理!
中央からずらして食材を置くのがコツ!
電子レンジでチンするとどうして食材が温まるか、みなさんはご存知ですよね。食品に含まれる水分を電波の力で震わせ、その摩擦熱で温めています。火と違い、表面と内側をほぼ同時に加熱できるのが特徴です。その際、ターンテーブルがあるタイプでご飯を温めるなら、お椀を中央に置いては非効率。電波は外側の方が強いので、端にずらした方が温まります。温野菜等も火が通りにくいものほど外側に置きましょう。
また、電子レンジを使う際、何でもラップをかけていませんか。食材やメニューで使い分けた方がおいしく仕上がります。例えば、冷凍ごはんのように水分を逃がさずふっくら仕上げたいものや熱すると跳ねやすいハンバーグ等はラップをした方がいいでしょう。一方、焼き鳥や揚げ物等はラップをしない方が、水分が蒸発しておいしく仕上がります。普段何気なく使っている家電やグッズ。その特徴を知ることが、ラク家事のヒントになりそうです。