その6
赤ちゃんの紫外線対策のポイント
赤ちゃんの肌は未熟なので、乾燥や刺激(炎症)から肌を守るために、過度な紫外線は防ぐことが大切です。日差しの強い時間帯(10~14時頃)の外出を控える・外出する時はなるべく日陰になるようにベビーカーの日よけカバーを利用する・衣類や帽子などで紫外線を浴びすぎないようにする等、対策をしてあげましょう。
また、生後6ヵ月以降の赤ちゃんであれば、日やけ止め製品を使って、肌を守ることもできます。赤ちゃんに使う日やけ止め製品は、「低刺激性」、「ベビー用」、「子ども用」、「敏感肌用」と記載されているものを選ぶことをオススメします。日常生活での紫外線対策であれば、SPF20前後、PA++の日やけ止め製品で十分効果を発揮しますので、たっぷりの量を2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。なお、日やけ止め製品はぬるま湯や石けんで落とせるものを選ぶことも大切です。
<参考文献>
水野克己・下条直樹・馬場直子編著 (2016) 『子どものアレルギー×母乳育児×スキンケア』 南山堂
佐々木りか子編著 (2018) 『よくみる子どもの皮膚疾患-診療のポイント&保護者へのアドバイス』 医学書院