ウエディングメイクを成功させるには？
押さえるべきポイントを紹介！

ウエディングにおいてメイクは、花嫁の美しさを引き出す大切な要素です。毎日のメイクである程度自分の魅せ方は分かっているものの、人生の一大イベントであるウエディングのメイクとなると「何か決まりがあるんじゃないか」「どんな仕上がりがふさわしいのだろう」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ウエディングメイクの特徴や押さえておきたいポイントを紹介します。普段のメイクとの違いを把握し、特別なウエディングに映える、とびきりきれいな花嫁姿を完成させましょう。

ウエディングでは華やかなドレスや着物を身にまとい、きらびやかなアクセサリーをつけます。そのため、ウエディングメイクはその装いに負けないような、華やかで上品な仕上がりを目指すのが基本です。普段のメイクよりも「少し濃いめ」を意識し、ハイライトやラメで輝きを出して特別感を演出することが多いでしょう。

ベースメイクでは、シミやくすみといった、隠したいところをしっかりカバーし、どこから見ても美しい状態を作ります。結婚式や記念写真撮影が長時間にわたってもヨレない土台を作ることが大切です。

ファッションに流行があるように、メイクにもそのときのトレンドを反映した人気のテイストがあります。おしゃれで洗練された印象を作るには、最新のトレンドを意識することが大切です。ここでは、いまどきウエディングメイクを目指すための6つのポイントを紹介します。

ウエディングメイクは、普段のメイクよりも少し濃いめに仕上げるのが基本ではあるものの、最近はナチュラルな抜け感を出すのがトレンドです。全てのパーツを濃くメイクして作りこんだ印象にするのではなく、引き算するパーツを決めてメリハリを作ります。「ナチュラルなのに華やか」がいまどきウエディングメイクのポイントです。

アイメイクやリップメイクで華やかさを出そうとすると、色味が強調されてやりすぎた印象になってしまうことがあります。自然な特別感を演出するために力を入れるべきは、ベースメイクです。

リキッドファンデーションや素肌感のあるパウダーファンデーションを選び、その上にルースパウダーやハイライトをのせて艶っぽく仕上げると、透明感のあるみずみずしい肌が手に入ります。特にハイライトは、華やかさを出すだけでなく顔を立体的に見せてくれる優れものです。ベースメイクに注力することで、写真写りが格段に良くなるでしょう。

ポイントメイクは、目元と口元の両方を頑張りすぎてしまうと派手な印象になります。抜け感のあるいまどきウエディングメイクを目指すには、目元か口元のどちらかに絞って重点をおくのがポイントです。

例えば、真っ赤なリップで華やかさを出したい場合は、アイシャドウは薄めにして、控えめな目元を作りましょう。目元のメイクに力を入れたい場合は、ナチュラルな色味のリップを合わせるとバランスがとれます。いまどきウエディングメイクの基本は、足し算引き算を意識しすることです。

アイシャドウを控えめにしてナチュラルな目元を作る場合も、まつ毛の存在感だけはしっかりと出すのがおすすめです。まつ毛エクステやつけまつ毛を使って長さとボリュームをアップさせることで、グッと華やかな印象になります。横向きや伏し目がちなポーズの写真では、よりドラマチックで女性らしい雰囲気に仕上がるでしょう。

眉毛が細すぎたり薄すぎたりすると、カメラのフラッシュや照明の影響で白飛びしてしまうことがあります。ウエディングの眉メイクは普段よりも少しだけ太めを意識し、ふんわりとやさしげな印象に仕上げるのがおすすめです。眉毛だけが浮いて見えないように、眉色は髪と同じか少しだけ明るめを選び、自然な目元を目指しましょう。

チークはべたっと塗らずに軽くのせ、ナチュラルな血色感を作りましょう。やさしくキュートなイメージにしたい場合は円を描くように丸く入れ、クールな雰囲気を演出したい場合はほお骨の高い位置からこめかみに向かって斜めに入れるのがおすすめです。

チークの色は肌なじみのよいオレンジ系やピンク系を選ぶと、自然な明るさが出て、顔全体がぱっと華やぎます。

いくらプロのメイクさんに依頼するといっても、人それぞれ感性が違うため「思っていた仕上がりにならなった」と残念な気持ちになってしまうことがあるかもしれません。特別なウエディングで後悔しないために、ここではメイクさんに依頼する際に押さえておきたいポイントを紹介します。

メイクの指示書とは、理想の仕上がりを伝えるために要望を文字や写真、イラストにしてまとめたものです。口頭で伝えるだけでなく、指示書を作って視覚的に共有することで、メイクさんはイメージをつかみやすくなります。

フォーマットはどんなものでも構いません。雑誌の切り抜きやネットの画像を印刷して貼ったり、イラストを描いて細かなポイントを記載したりするのもおすすめです。

文章にするときは、なるべく簡潔に分かりやすく書くことを心がけましょう。箇条書きでまとめると読みやすくなります。例えば「モデルの○○さんのような雰囲気が好み」「この色は使ってほしくない」といった感じで具体的に記載すると、よりスムーズに伝わるでしょう。

「シミやそばかすを隠したい」「小顔に見えるメイクをしてほしい」など、普段自分が気にかけている部分をメイクさんに伝えておくと、プロの技術でうまくカバーしてもらえるでしょう。コンプレックスがしっかり解消されるよう、具体的かつ明確に、細かく説明するのがポイントです。口頭と指示書の両方で伝えることをおすすめします。

せっかくのウエディングに肌トラブルを起こしてしまうと大変です。乾燥肌や敏感肌といった肌質の特徴や、合わない化粧品の有無も指示書に記載しておきましょう。

また、普段メイクをしていてヨレやすい・脂っぽくなりやすいと感じる部分があれば、その点も一緒に伝えておくのがおすすめです。肌質をメイクさんに共有することで、肌の状態に合わせたメイクをしてもらえます。

ウエディングメイクをより一層美しく際立たせるカギとなるのは、徹底した事前準備です。数日前からケアを始め、みずみずしく整った肌を作って当日に備えましょう。ここでは、ウエディングメイクを成功させるために事前にできることを3つ紹介します。

エステサロンでは、結婚式前のブライダルエステだけでなく、前撮り専用のコースを用意している場合もあります。写真撮影当日の1週間~1日前を目安に、自分ではできないスペシャルケアを受けておくのがおすすめです。

サロンによってメニューは異なりますが、肌のくすみ解消や保湿、毛穴開きの改善、フェイスラインの引き締めなど、さまざまなケアができます。

意外と忘れがちなのが、眉毛のケアです。また、眉毛と一緒に顔の他の部分の産毛もそっておくことで、顔全体がトーンアップし、透明感が出ます。メイクのノリや持ちもよくなるでしょう。シェービングは自分でもできますが、安全かつ確実に処理したい場合は、エステサロンやシェービング専門サロンでプロの施術を受けるのが賢明です。

フェイスパックによるケアは誰でも簡単に自宅でできます。結婚式や前撮り、フォトウエディングの前日は、フェイスパックでたっぷりと肌にうるおいを与えましょう。キメが整い、弾力のあるモチ肌で当日を迎えられます。

普段からフェイスパックを使用している方は、特別にいつもよりワンランク上の製品を選んでみてもよいかもしれません。袋の中に余った液は、捨てずにデコルテや腕の保湿に活用するのがおすすめです。

ここでは、いまどきのウエディングメイクにはどういったスタイルがあるのか、具体的に紹介します。なりたいイメージ別に、トレンドを意識したおすすめのメイクアレンジを5つピックアップしました。理想のイメージに合ったメイクがあるかチェックしてみましょう。

かれんでキュートなナチュラルスタイルがお好みの方は、素肌感を生かしたベースメイクに、ヘルシーな血色感が出るオレンジやコーラルピンクのチーク・リップを塗るのがおすすめです。花や緑に囲まれたガーデンウエディングや、アットホームでおしゃれなレストランウエディングに映えます。

ロイヤルウエディングのようなクラシカルな雰囲気を目指したい場合は、ベースメイクで陶器のようになめらかなマット肌を作り、リップにはクリーミーで自然なツヤ感が出るものを選ぶのがおすすめです。

目元はスモーキーなアイシャドウでナチュラルなグラデーションを作り、品格や知性を感じさせる王道スタイルを演出しましょう。古典的でシックな雰囲気の会場にマッチします。

優雅でフェミニンな雰囲気がお好みの場合は、みずみずしさあふれるツヤ肌メイクが最適です。ハイライトを使えば、肌の内側からうるおいがにじみ出るような輝きが出せます。

チークやリップはエレガントなローズ系を選んで、女性らしさを引き出しましょう。高級感ただようホテルウエディングやリゾートウエディングにおすすめのスタイルです。

クールなモード系を目指す場合は、深みのある赤リップで表情を大人っぽく引き締めてみましょう。目元には落ち着きのある、くすみカラーのアイシャドウを選びます。アイラインは少しだけ跳ね上げるようなイメージで描き、くっきりとした目元を作るのがおすすめです。目力がアップし、ミステリアスな雰囲気が出ます。

キメすぎないカジュアルな雰囲気をお好みの方は、あえて使用する色の数を抑え、抜け感を意識してみてはいかがでしょうか。メイクをワンカラーで統一することで、頑張りすぎない自然なおしゃれさが演出できます。洗練されたまどきのシンプルウエディングにぴったりです。

こだわりがある場合は、自分でメイクをしても問題ありません。ただし、ウエディングメイクは普段のメイクとは少し違います。メイクさんは写真映えするメイクの仕方を熟知しているため、基本的にはプロにお願いするのがおすすめです。

「こだわりのある目元は自分で、他の部分はメイクさんにしてもらう」というように、相談しながら納得できる方法を検討し、理想のウエディングメイクを実現させましょう。

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ウエディングメイクは普段より少しだけ濃いめにするのが基本ですが、作りこみすぎず自然な華やかさを演出するのがトレンドです。ポイントをおくのは目元または口元のどちらかに絞り、ベースメイクに力を入れましょう。当日までに要望を指示書にまとめ、エステやパックなどのケアも徹底しておくのがおすすめです。

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