百日祝い(お食い初め)はいつ・どこでおこなえば良いのか?やり方やメニューを紹介!|マタニティ、赤ちゃん、こどもの記念写真撮影ならこども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ
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vol.06百日祝い(お食い初め)はいつ・どこでおこなえば良いのか?
やり方やメニューを紹介!
「百日祝い」ともいわれるお食い初めは、赤ちゃんが生まれてお宮参りの次にやってくるお祝いごとの一つです。しかし、お食い初めをしたくても「ぴったり100日目にしたほうが良い?」「場所は自宅?それともお店?」など疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
ここでは、お食い初めをいつ・どこでおこなえば良いのか、詳しいやり方や準備するメニューなどについて紹介しています。この記事が赤ちゃんの健やかな成長を祝う際のご参考になれば幸いです。
百日祝い(お食い初め)とは?
お食い初めは、生まれてきた赤ちゃんに食事のまねをさせて「食べ物に困らない人生を送れますように」という願いを込めるお祝い行事です。
平安時代に赤ちゃんへお餅を食べさせる「百日(ももか)」という行事が変化したものだといわれています。現在では、お餅からお魚に変わったものの、古くから広くおこなわれてきた伝統的なお祝いの行事です。
なお、箸を使ってお魚を食べるまねごとをさせることから、地域によっては「箸祝い」「真魚始め(まなはじめ)」「箸揃え」などの呼ばれ方をすることもあります。
百日祝い(お食い初め)はいつ頃おこなうのか?
一般的に、お食い初めがおこなわれる時期は以下のとおりです。
・赤ちゃんの生後100日目におこなう
「百日祝い」と表現されるように、お食い初めは基本的に赤ちゃんの生後100日目におこないます。ただし、お膳の準備や家族が揃う日程などにより、生後100日目におこなうことが難しい場合もあります。そのため、およそ生後100日~120日の間でおこなうのが一般的とされています。
・生まれた日からの日数の数え方
赤ちゃんが生まれた日を「1日目」とし、そこから順に100日目まで数えるのが一般的な数え方です。
ちょうど100日目におこなうことが理想ではありますが、平日で家族が仕事を休めなかったり、赤ちゃんの予防接種や定期健診と重なったりするケースも考えられます。
必ずしも100日目にこだわる必要はなく、赤ちゃんやママの体調、出席者の都合なども考慮して、ふさわしい日を選んでおこなうと良いでしょう。
百日祝い(お食い初め)はどこでおこなうべき?
お食い初めを自宅でおこなうか、料亭やレストランなどを利用するかは、特に決まりがありません。それぞれにメリットとデメリットがあるので、以下で確認しましょう。
・自宅でおこなう場合
自宅でお食い初めをおこなう場合はリラックスした雰囲気でお祝いができるのがメリットです。ただし、食事の用意などの準備をパパやママでおこなう必要があります。
ただし最近では、お食い初め料理の宅配や通販でのお取り寄せもあります。忙しくて料理や準備に時間が取れない場合は活用すると良いでしょう。
・料亭やレストランでおこなう場合
料亭やレストランでお食い初めをおこなう場合は、慣れない場所で赤ちゃんがびっくりしてしまったり、他のお客様の迷惑になったりすることもあるため、なるべく個室があるところを選ぶと良いでしょう。
お店によっては、お食い初め用のメニューなどが用意されているところもあるため、料理や準備、後片付けなどの手間がいらず便利です。
このように、自宅でおこなう場合は周囲に気を遣う必要がない反面、準備に手間がかかり、お店でおこなう場合は手間がかからないものの、個室を選ぶといった配慮が必要となります。
百日祝い(お食い初め)で準備するメニュー
お食い初めで準備するメニューは、主食となるご飯と汁物に主菜1つと3つのおかずがつく「一汁三菜」が基本です。
一汁三菜は和食の基本的な形で、昔ながらの食事でもあります。炭水化物にたんぱく質、脂質、各種ビタミンやミネラルなど栄養のバランスが取りやすいといわれています。またすべてのメニューを順序良く食べる「三角食べ」をすることで、より健康的な食べ方ができるとされています。
お食い初めで出される一般的なメニュー例としては、以下のようなものが挙げられます。
お食い初めに限らず、日本のお祝いの席で出されることの多いお赤飯。お赤飯には古来より邪気を払う力があるとされています。もち米と小豆を使って作るのが一般的ですが、地域によっては赤米を混ぜて作ったり、甘く味付けをしたりすることもあります。
蛤は上下の殻がぴったりと合うことから「将来良い伴侶と巡り合うように」という意味があります。また、「お吸い物」には、赤ちゃんの吸う力が強くなるようにとの思いが込められています。
鯛の赤色にはお祝いの意味があり「めでたい」にも通じています。尾頭付きの焼き鯛はお赤飯と同様お祝いの席にぴったりの縁起物で、お食い初めに欠かせないメニューの一つです。
このほか、煮物や香の物などを添えて「一汁三菜」とするのが主流とされています。なお、メニューを決める際はお食い初めをする季節に合わせて、旬の食材などを取り入れるのも良いでしょう。
百日祝い(お食い初め)のやり方
お食い初めをおこなう際には、儀式に使う料理のほかに食器や祝箸、歯固めの儀式用の石が必要です。基本的なお食い初めの流れとしては、以下のようになります。
・百日祝い(お食い初め)の一般的な順番
お食い初めでは、以下の順番で食べるまねを3回繰り返します。
ご飯→お吸い物→ご飯→お魚→ご飯→お吸い物
生後100日頃の赤ちゃんはまだご飯を食べることができないため、あくまでも食べるまねです。まねをさせるのは、お食い初めの参加者の中で年長である「養い親」であるのが一般的です。
食べるまねを3回繰り返したあとは、石を使って「歯固めの儀式」をおこないましょう。
歯固めの儀式は、祝箸でまず歯固め用の石に軽く触れ、そのあと赤ちゃんの歯ぐきのあたりに軽く触れるだけです。歯固めの儀式には、赤ちゃんに丈夫な歯が生えてくるようにとの願いが込められているといわれています。
歯固めの儀式を終えたら、無事にお食い初めは完了です。
・料理がほかにある場合の順番
主菜以外に煮物や香の物がある場合は、基本的な順番の2回目か3回目の中ほどで、ご飯の次に1回ずつ食べるまねをさせると良いでしょう。例を挙げると以下のようになります。
1回目:ご飯→お吸い物→ご飯→お魚→ご飯→お吸い物
2回目:ご飯→お吸い物→ご飯→煮物→ご飯→お吸い物
3回目:ご飯→お吸い物→ご飯→香の物→ご飯→お吸い物
また、地域によっては赤ちゃんに食べさせるまねをしている途中で、歯固めの儀式をおこなう場合もあります。
儀式が終わったあとの料理は、参加人全員でおいしくいただきます。儀式の途中でも赤ちゃんが嫌がる場合は無理せず、形式にこだわり過ぎずに楽しくお祝いしてあげましょう。
まとめ
お食い初めとは、生後100日目を迎えた赤ちゃんが「将来食べ物に困ることのないように」との願いを込めておこなう伝統的な儀式で、生後100日~120日目頃におこなうのが一般的です。
お食い初めで出されるメニューは一汁三菜が基本で、自宅でおこなう場合もお店の場合もそれぞれにメリットとデメリットがあるため、おこなう時期も含めて家族と相談しながら決めると良いでしょう。
基本的なお食い初めの流れや必要なものもチェックしつつ、赤ちゃんが元気に100日成長してくれたことの喜びと、今後の幸せを家族でシェアできるようなお食い初めにしたいものですね。
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