百日祝い(お食い初め)の祝い方は男女で違う?食器や服装をチェック|こども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

百日祝い(お食い初め)の祝い方は男女で違う?食器や服装をチェック

vol.26百日祝い(お食い初め)の祝い方は男女で違う?食器や服装をチェック

赤ちゃんが生まれて、生後100日前後にお祝いする百日祝い(お食い初め)ですが、男女で食器や服装などが異なる伝統があります。しきたりに沿ったお祝いをしたいママパパは、正しいお祝い方法について事前に知っておく必要があるでしょう。

そこでこの記事では一般的な百日祝い(お食い初め)のお祝い方法をおさらいし、男女で異なる食器の選び方や服装の違いについて解説します。赤ちゃんの今後の成長を願いながらも、ご家族揃ってお祝い当日を過ごすためのヒントも紹介しますので、お子さまが百日祝い(お食い初め)を迎える際は、ぜひチェックしてください。

目次
百日祝い(お食い初め)は生後100日目の行事
百日祝い(お食い初め)|一般的なお祝い方法
百日祝い(お食い初め)|男女で異なる食器
百日祝い(お食い初め)|男女で異なる小袖の柄
百日祝い(お食い初め)を楽しむために
スタジオアリスで百日祝い(お食い初め)の写真撮影をしよう!
まとめ

百日祝い(お食い初め)は生後100日目の行事

百日祝い(お食い初め)は生後100日目の行事

百日祝い(お食い初め)は、赤ちゃんの成長を祝うだけでなく、将来への願いが込められています。まずは、百日祝い(お食い初め)に込められた願いについて確認していきます。また、地域によって異なる呼び名も異なることを見ていきましょう。

百日祝い(お食い初め)に込められた願い

百日祝い(お食い初め)は、「大きくなっても食べ物に困らないように」と、願いを込めた伝統行事です。赤ちゃんの誕生から100日目に、赤ちゃんに食べ物を食べさせるふりをしてお祝いする行事です。

平安時代にあった「百日(ももか)」の風習が由来で、当時は餅を口に含ませていた、という言い伝えもあります。

お食い初めは、文字通り初めて料理を口にする日です。しかし生後100日の赤ちゃんは、まだ食事ができません。そのため、「食べさせるふり」をしてお祝いします。

地域によって呼び方や時期が異なる

百日祝い(お食い初め)は、箸を使う行事なので、地域によっては「箸揃え(はしぞろえ)」「箸初め(はしぞめ)」と呼ばれています。また餅から魚肉に祝い膳を変えた経緯もあり「真魚(まな)始め」と呼んだり、歯固め石の儀式として「歯がため」と名付けたりしている地域もあるようです。

お祝いの日程にも地域差があります。生後100日ではなく110日や120日、もしくはそれ以降の吉日に百日祝い(お食い初め)をする地域などさまざまです。

祝い膳は、北海道だと甘納豆を入れてお赤飯を炊く、大阪だと「多幸」の語呂合わせでタコを使用するなどの違いもあります。

百日祝い(お食い初め)のお祝いの際は、ご家族や地域の習慣を事前に確認すると、より伝統を重んじた儀式となるでしょう。

百日祝い(お食い初め)|一般的なお祝い方法

百日祝い(お食い初め)|一般的なお祝い方法

百日祝い(お食い初め)で、赤ちゃんに食べさせるふりをする際には、食べさせる料理の順番が決まっています。また、赤ちゃんの口に料理を運ぶ役目(養い親)にも伝統的なきまりがあります。養い親の役目は、男女の赤ちゃんで違いがあるため要チェックです。

百日祝い(お食い初め)の手順

百日祝い(お食い初め)は、祖父母や親戚を招いて祝うのが一般的です。祝い膳を用意して、食べさせる人(養い親)が赤ちゃんの口元に料理を運びます。料理を口元に運ぶ順番は、ご飯→吸い物→ご飯→焼き魚→ご飯→吸い物です。

また赤ちゃんに「丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて、「歯固めの石」の儀式をします。料理を食べさせるふりをした後に、小石に箸で触れて赤ちゃんの歯茎にちょんちょんと優しく当てる流れで行います。

養い親は男女で異なる

伝統的な祝い方の場合、赤ちゃんの口元に料理を運ぶ「養い親」は赤ちゃんの性別によって異なります。男の子の百日祝い(お食い初め)だとお祝いに参加している年長者の男性、女の子の場合だと年長者の女性が養い親になる決まりです。

ただし近年では、ママパパのみで百日祝い(お食い初め)をするご家族も増えており、厳密に古来の方法に従う必要はありません。

用意するもの

百日祝い(お食い初め)では、「お祝い膳」「食器」「祝い箸」「歯固めの石」を用意するのが基本です。料理のメニューは、一汁三菜に鯛と赤飯の5品です。

お祝に使用する食器は、百日祝い(お食い初め)用の漆器を選ぶのが古くからの習わしです。ご家庭によっては略式として、離乳食にも使える食器で代用するケースもあります。

祝い箸は、柳の木で作られている先端の細い丸箸です。末広がりの形で縁起の良い「八」にちなんで、八寸(約24cm)で作られています。祝い箸は「両口箸」「柳箸」「俵箸」とも呼ばれ、それぞれ呼び名に意味を持ちます。

百日祝い(お食い初め)|男女で異なる食器

百日祝い(お食い初め)|男女で異なる食器

百日祝い(お食い初め)に用いる食器は、赤ちゃんが男の子か女の子かで異なります。その理由は、平安時代に地位を色分けしていた点と、男性が優遇されていた時代背景によるものです。ここでは、食器にはどのような特徴があるのか、男の子と女の子に分けて説明します。

男の子用の食器

男の子用の場合、内外とも朱塗りの漆器を用意するのが習わしです。昇運や活発さの象徴として、日輪や菖蒲(尚武・しょうぶに通じる)の模様が描かれていることが多いでしょう。また、お膳の低いものが一般的です。

朱色=女の子をイメージするかもしれませんが、お食い初めの食器では男の子用です。ただし地域によって逆転するため、事前に確かめておきましょう。

女の子用の食器

女の子用の場合、外側が黒塗りで内側は朱塗りの食器を選びます。食器をのせるお盆も、外側黒塗りで内側朱塗りのタイプを選びましょう。また、女の子用はお膳の高いことが特徴です。可愛らしくて優雅な花模様や束ね熨斗(のし)の模様が描かれた漆器を用いるものが多いでしょう。

ただし「伝統にとらわれずお祝いしたい」というママパパは、離乳食用のベビー食器や木製・竹製のナチュラルなタイプ、キャラクターがデザインされた食器を選ぶケースもあります。

伝統的なお祝い膳のメニュー

伝統的なお祝い膳のメニュー例は、以下のようなものが多いようです。また、それぞれの料理ひとつひとつに赤ちゃんへの願いや意味が込められています。

お膳/赤飯やご飯もの 赤い色は邪気を祓う力があると信じられており、
魔除けの意味もある
汁椀/はまぐり潮汁、鯉や鯛の身など 吸う力が強くなりますようにとの願いが込められている
平皿/尾頭つき鯛やホウボウ科の金頭 鯛は「めでたい」という語呂合わせから、
ホウボウはお子さまの頭の骨が固くなるように、
強い子になるようになどの意味が込められている
小鉢/煮物など 具は地域によって異なり、子宝にちなんだ里芋や、
紅白を彩る人参や大根などを入れる
高坏/歯固め石、香の物(漬物)など 歯固めの石の代用として、梅干しやタコ、
紅白餅、栗の身などがある。
香の物では、多幸の語呂合わせでタコときゅうりの酢の物や、
紅白なますなどを用意する

器やお膳には、漆(うるし)塗りの食器を用意します。近年では、百日祝い(お食い初め)の後にも使えるように、男女問わず赤の漆器を用いるケースも少なくありません。

また地域によって、お祝い膳のメニューや食器の種類が異なる場合もあります。百日祝い(お食い初め)セットを揃える前に、祖父母や地域の方に確認しておくとよいでしょう。

百日祝い(お食い初め)|男女で異なる小袖の柄

百日祝い(お食い初め)|男女で異なる小袖の柄

正式な衣装は、男女共通で色付きの小袖です。しかし、高価なものも多く、赤ちゃんにとって着慣れない晴れ着を購入するのは気が進まないというママパパも多いでしょう。

ご自宅で百日祝い(お食い初め)のお祝いをする際は、トップスとボトムスが一体型になった袴風のロンパースなどを選ぶご家庭も多く、夏生まれの赤ちゃんに甚平を着せるケースも見受けられます。

また、お祝いの際は赤ちゃんの着慣れた服装を着用させ、スタジオなどで節目の写真撮影を行う際に、正式な衣装を着て記念に残す方法もおすすめです。

ここでは、お食い初めにおすすめの服装を男女別に見ていきましょう。

男の子の服装

男の子は、縁起物の鶴や松などが描かれた小袖を選びます。黒やグレーの小袖で、シックな装いが人気です。また小袖の代わりに、黒や紺の袴風ロンパースや、タキシード風ロンパースを着せるご家族も多い傾向です。

「楽な服装がいい」という方には、白いポロシャツ風ロンパースに取り外し可能なリボンのネクタイのコーディネートもおすすめです。

また、衣装に合わせてスタイを選べば統一感が出るでしょう。袴風のデザインやタキシードスタイなど、インターネットで購入可能です。

女の子の服装

女の子は、花模様や束ね熨斗(のし)など華やかな模様の小袖を選ぶ習わしがあります。朱色の生地に、金糸・銀糸であしらわれた模様が特徴的です。

最近では、小袖ではなく、赤やピンクなど可愛らしい色合いの袴風ロンパースやドレスを着せるママも多いようです。

女の子用のスタイには、袴風やドレススタイルもあるので、衣装に合わせて選びやすいでしょう。

百日祝い(お食い初め)を楽しむために

百日祝い(お食い初め)を楽しむために

百日祝い(お食い初め)の伝統的なお祝いの方法は、手順や用意するものも多くあります。お祝いの席ということで、失敗してはいけないと気を張ってしまうママパパも少なくありませんが、出産して間もないママや赤ちゃんにとって負担の少ないようにするのが大切です。

また、地域性についても事前に知っておくと、安心して祖父母もお誘いできるでしょう。

地域のお祝いの仕方を事前に確認しよう

百日祝い(お食い初め)の祝い方は、地域によって異なる場合があります。例えば、北海道や東北地方ではお赤飯で使用する小豆の代わりに、甘納豆を使うこともあります。また、お祝い膳のお魚に関東では鯛(たい)、関西ではホウボウを使うケースもあるようです。

赤ちゃんの口に料理を運ぶ順番も、ご飯→吸い物→ご飯→焼き魚→ご飯→吸い物のサイクルではないご家庭や地域も見られます。

伝統的な祝い方を重んじる際は、事前に手順を確認しておきましょう。また、ママパパ間で話し合った上で、祖父母にも尋ねておくとより安心です。

余裕がない場合は手軽にやる方法も

百日祝い(お食い初め)は赤ちゃんの成長を祝う日です。赤ちゃんやママの体調の優れない日や、ご家族の予定が合わない際は無理して正式な祝い方に従う必要はありません。ご家族にとって負担にならないように、日にちを考慮し、手軽にやる方法も検討するのもおすすめです。

赤ちゃんが生まれて100日前後のお祝いということで、ママパパも慣れない育児で奮闘していることでしょう。以下の点を参考に、ご家庭なりのお祝いの方法で、赤ちゃんの成長を祝い、今後の成長を願いましょう。

・簡単調理で負担を減らす
祝い膳の焼き魚を通販で購入する、煮物は前日に調理しておく、赤飯おこわセットや吸い物セットの活用などで料理の負担を大幅に軽減できます。

・宅配サービスは並べるだけ
百日祝いお食い初めセットを購入もしくはレンタルすると、届いたものを並べるだけで祝い膳が完成します。

・形式にとらわれずに簡素化する
食器は自宅にあるもので済ませる、ママパパのみでお祝いする、料理を食べさせる(ふりをする)順番にはこだわらないなど、小規模で簡単にお祝いするのも方法の一つです。

写真撮影も忘れずにしておこう

「忙しくてお祝いする余裕がない……」というご家族は、100日前後の赤ちゃんの写真撮影だけするのもよいでしょう。その際は、赤ちゃんの月齢が分かるようボードを置いたり、小物をあしらったりするとより百日祝い(お食い初め)のお祝いごとらしさがアップします。

また百日祝い(お食い初め)に招待できなかった祖父母や親戚に写真を送って、成長報告をすると喜ばれるでしょう。写真データをもとに、年賀状に印刷できるのもポイントです。

フォトスタジオで記念写真を撮影すると、衣装や小物を揃える必要がありません。プロのカメラマンに撮影してもらい、美しい写真のアルバムを作成すればお子さまの成長の記録にもなるでしょう。

スタジオアリスで百日祝い(お食い初め)の写真撮影をしよう!

スタジオアリスで百日祝い(お食い初め)の写真撮影をしよう!

スタジオアリスでは、百日祝い(お食い初め)の撮影メニューをご用意しています。赤ちゃんやママが安心して撮影できるための設備が整っています。また、感染症対策についても徹底しております。

生後100日前後の赤ちゃんにピッタリの衣装やフォトアイテムで、お子さまの百日祝い(お食い初め)の愛らしい姿を残しましょう。

(参考:『百日祝い(お食い初め)|撮影メニュー|』)

赤ちゃんやママにやさしい環境で撮影

スタジオアリスでは、安全と健康面に考慮して感染予防対策を徹底しています。お客様やスタッフの触れる撮影機材や衣装などは、撮影ごとに消毒しています。

ヘアブラシやくしは、お子さま一人一人に用意して、お持ち帰りいただいております。直接肌に触れる衣装は、殺菌灯(紫外線)にて消毒しているため、いつでも清潔な衣装を着用いただけます。

またスタジオ内には、授乳室やベビーベッドをご用意しています。生後100日前後の赤ちゃんの機嫌はころころと変わります。「急に赤ちゃんが泣いたらどうしよう」「授乳やおむつ換えのできる部屋があるか心配」とご心配のママパパも安心して撮影に挑めるでしょう。

(参考:『スタジオアリスの安心安全への取り組み』)

生後100日の赤ちゃんにピッタリの衣装も多数!

生後100日の赤ちゃんにピッタリの衣装も多数!

スタジオアリスでは、約500着の衣装を取り揃えております。伝統的な祝着(のしめ)だけでなく、タキシードやドレスなどの洋装や、キュートな着ぐるみスタイル、ミッフィーやディズニーキャラクターとコラボしたコスチュームなどラインアップが豊富な点もスタジオアリスならではの強みです。

衣装は何着着ても無料なので、気分を変えて複数のスタイルの撮影も可能です。お座りできる専用のイスもご用意しているため、ベストなアングルで撮影できるのがポイントです。

(参考:『衣装を探す』)

ベビコレは赤ちゃん向けのコレクション

ベビコレは赤ちゃん向けのコレクション

スタジオアリスのベビコレは、今後、お祝いイベントが満載の赤ちゃんにおすすめのセットです。

ベビコレの「シンプル」は、アルバム本体とアルバム用プリント、デザインフォト、注文画像データ付でご自宅用におすすめのプランです。「スタンダード」や「スペシャル」のプランでは、アルバム本体に画像のデータ付き+アイテム数が5点になります。スペシャルプランは、人気アイテムを組み合わせて購入できるのが魅力です。

ご自宅に保存したり飾ったりするだけでなく祖父母への贈り物としても、ぜひご活用ください。

(参考:『ベビコレ』)

まとめ

まとめ

百日祝い(お食い初め)は赤ちゃんの成長を祝い、将来を願う伝統行事です。古くからの風習を重んじる場合、儀式に用いる食器に男女で違いがあります。男の子用の食器は朱塗り、女の子用は外側が黒塗りで内側が朱塗りです。

生後100日前後のお祝いということで、赤ちゃんやママの体調が万全ではなかったり、ご家族の都合が合わなかったりすることも多いでしょう。その場合は、伝統的な祝い方に必ずしもしたがう必要はありません。ご家族ならではのやり方で赤ちゃんの節目をお祝いしましょう。

百日祝い(お食い初め)を正式なお祝いの仕方でする余裕のないご家庭の場合、記念写真を残しておくと思い出として心に残るでしょう。スタジオアリスでは、百日祝い(お食い初め)にぴったりな衣装や小道具を取り揃えています。ご自宅で飾る用や贈り物にも適したフォトアイテムもあるので、ぜひご利用ください。

INDEX



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