百日祝い(お食い初め)の食べ物の意味は?由来や儀式の流れも紹介|マタニティ、赤ちゃん、こどもの記念写真撮影ならこども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ
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vol.18百日祝い(お食い初め)の食べ物の意味は?由来や儀式の流れも紹介
百日祝い(お食い初め)では赤ちゃんに料理を食べさせる真似をしますが、百日祝い(お食い初め)のお祝い膳の料理には、それぞれ赤ちゃんの成長を願う意味が込められています。百日祝い(お食い初め)を控えたご家族の中には「せっかくなら料理の意味をしっかりと理解したうえでお祝いしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、百日祝い(お食い初め)で用意する料理の意味をひとつずつ紹介します。儀式に必要なものや食べさせる真似の流れ、参加者の服装などの基礎知識もまとめて分かる内容です。平安時代から続くといわれる百日祝い(お食い初め)は赤ちゃんの健やかな成長をお祝いする日本の伝統儀式でもあります。ぜひ、祝い膳の意味を知って盛大にお祝いしましょう。
- 目次
- 百日祝い(お食い初め)の食べ物の意味や願いって?
- 百日祝い(お食い初め)ではどんな食器を使う?必要なものは?
- 百日祝い(お食い初め)で知っておきたい5つのこと
- 百日祝い(お食い初め)は家族写真を撮るチャンス!
- 百日祝い(お食い初め)の撮影はスタジオアリスで
- まとめ
百日祝い(お食い初め)の食べ物の意味や願いって?
百日祝い(お食い初め)で用意するお祝い料理は、主食のご飯に汁物一品とおかず三品を組み合わせた「一汁三菜」が基本です。ここではまず、百日祝い(お食い初め)で食べる一汁三菜の献立に込められた意味や願いをひとつずつ紹介します。
赤飯
お祝い料理の定番ともいえる赤飯は、小豆の赤と白米の白で縁起の良い「紅白」を表しています。日本では古来より「赤」には魔除けや邪気払いの力があると考えられてきたこともあり、お祝い行事の代表的なメニューとして親しまれてきました。
必ずしも赤飯でなければいけないわけではなく、白米やお粥を用意するご家庭もあります。他には、栗ご飯(「勝ち栗」と呼ばれ縁起が良い)や、いくらご飯(子孫繁栄の意味がある)もお祝い事にぴったりです。
鯛
鯛が縁起の良い魚だと考えられてきたのは、赤い表面と白い身が紅白に見えることや、おめで「たい」の語呂合わせの良いことが理由です。また、鯛の体の中には「鯛の鯛」と呼ばれる鯛の形に似た骨があり、江戸時代からこの骨は自然が生んだ縁起物として扱われてきました。見た目が華やかで味も良く、栄養価も高い鯛はお子さまの成長を願うお祝い事に最適の食材です。
お吸い物
お吸い物には「吸う力が強くなり、どんどんお乳を飲んで(吸って)健やかに育ちますように」という願いが込められています。ぴったり重なった二枚貝が相性の良い夫婦をイメージさせるとして、具材にははまぐりを使うことが多いようです。「将来良い伴侶に巡り会えますように」との願いが込められています。ただし具材に決まりはないため、好きな食材を使っても構いません。
香の物
香の物とはお漬物のことですが「香の物=幸の物」とかけてこのように呼んでいます。百日祝い(お食い初め)で食べられる香の物は、ニンジンとダイコンを酢で和えた「紅白なます」や「多幸(たこう)」とかけた「タコの酢漬け」が定番です。その土地の旬の野菜を漬けたものでもよいでしょう。また、お漬物の代わりに長寿を象徴する梅干しを用意する地域もあります。
煮物
百日祝い(お食い初め)の煮物に使われるレンコンやサトイモ、タケノコといった具材には、お子さまを想う親心が反映された意味が込められています。たとえば、レンコンは穴が開いていることから「将来を見通しやすくなる」とされ、サトイモは子芋がたくさんできることから「将来、子宝に恵まれますように」という意味があるようです。タケノコは力強くぐんぐん成長することから「まっすぐ健やかに育ってほしい」という想いが込められています。
百日祝い(お食い初め)ではどんな食器を使う?必要なものは?
昔ながらの本格的なスタイルで百日祝い(お食い初め)をする場合は、お食い初め用の特別な食器を用意します。他にも、祝い箸や歯固め石の準備が必要です。ここでは、百日祝い(お食い初め)で使うものの特徴や用意の仕方をまとめて紹介します。
男の子・女の子で食器が異なるのが伝統的なスタイル
漆器のお食い初め用食器と高足のお膳を用意するのが伝統的なスタイルです。昔ながらのお食い初め用食器には「男の子用は内側・外側とも朱塗り、女の子用は外側が黒塗りで内側が朱塗り」と色に違いがあり、お膳は男の子用よりも女の子用のほうが高いものとされてきました。
伝統的なお食い初め用食器は、普段使いにはあまり向きません。「使う回数が少なくてコストパフォーマンスが低い」と感じる場合や保管場所を確保しにくい場合は、お食い初め用食器のレンタルサービスを利用するのもひとつの手です。
離乳食用の食器を使ってもOK
現代の百日祝い(お食い初め)では、必ずしも伝統的なお食い初め用食器を用意しなければならないわけではありません。実用性を重視する方は、離乳食期にも使えるベビー食器を購入するのがおすすめです。
最近は普段使いできるおしゃれなデザインで、一汁三菜を盛れるベビー食器のセットが販売されています。木製や竹製、プラスチックなど素材も多様です。
縁起の良い「祝い箸」を用意する
百日祝い(お食い初め)で使うお箸は、お正月や結婚式で目にする「祝い箸」です。縁起が良いとされる「末広がりの八寸(約24センチ)」で、丈夫で折れにくい柳の木から作られています。
「片方は人が食べるために、もう片方は神様が食べるために使う」とされ、両端が細くなっているのが特徴です。真ん中部分が膨らんでいることから子孫繁栄の「はらみ箸」や、米俵のような形から五穀豊穣の「俵箸」と呼ばれることもあります。
歯固めの儀式に使う歯固めの石
百日祝い(お食い初め)では食べさせる真似をした後に「歯固めの儀式」をするため、歯固め石の用意が必要です。歯固めの石はお宮参りのご祈祷の際に授かることがありますが、いただけなかった場合は境内や河原で拾ったものを使っても問題ありません。ベビー用品店やオンラインショッピングサイトでも販売されており、お食い初めの料理と食器、歯固めの石がセットになったものもあります。地域によってはタコや梅干し、栗の実など石以外を使う場合もあるようです。
【歯固めの儀式の流れ】
- 祝い箸を使ってちょんちょんと歯固めの石に触れる
- その祝い箸を赤ちゃんの歯茎にやさしくあてて「丈夫な歯が生えますように」と願いを込める
百日祝い(お食い初め)で知っておきたい5つのこと
百日祝い(お食い初め)では食べ物の意味以外にも知っておきたいことがたくさんあります。まずは由来や歴史を知って百日祝い(お食い初め)に対する理解を深め、儀式の流れや作法といった基礎知識もしっかりと把握しておきましょう。
百日祝い(お食い初め)の由来
百日祝い(お食い初め)の起源ははっきりとは分かっていませんが、一説では平安時代に執り行われていた「百日(ももか)」と呼ばれる行事が由来とされています。。最初はお餅の入った重湯(おもゆ)を赤ちゃんの口に含ませる儀式として始まりましたが、やがてお餅が魚に変わり「真魚初め(まなはじめ)」と呼ばれるようになりました。
また、初めて箸を使うことから「箸揃え」「箸初め」「箸立て」とも呼ばれていたといわれています。江戸時代に入ると、現代と同じようにお膳に複数の料理を盛って赤ちゃんに食べさせる真似をするようになったそうです。
お祝いする時期と場所
生後100日前後でお祝いするのが一般的ですが、ご家族の都合に合わせて日程を調整しても問題ありません。地域によっては、生後110日頃や生後120日頃にお祝いするところもあるようです。
食事はレストランや料亭を利用するか、自宅で手料理を振る舞ったりお祝い膳の仕出しを頼んだりします。外食は準備に手間がかからないことがメリットですが、自宅で食事するより費用が高くなる可能性もあるでしょう。
自宅の場合は予算を抑えやすく、リラックスした環境で楽しめる点がメリットですが、赤ちゃんの世話をしながら準備や後片付けをすることになります。参加者の状況や意向に合わせて最適な食事場所を決定しましょう。
参加者の服装
主役となる赤ちゃんには「色つきの小袖(着物)」を着せるのが正式な習わしとされています。動きやすさや価格の手頃さを重視して袴風のロンパースを着せるのもおすすめです。タキシード風・ドレス風のロンパースやお宮参り時のセレモニードレスを着せても特別感が演出できます。
ママ・祖母はスーツやワンピース、スカートにブラウスといった清楚できちんと感のある服装を選びましょう。赤ちゃんに着物を着せる場合は、ママや祖母も訪問着を着ると統一感が出ます。パパ・祖父はスーツを着用するのが主流です。
自宅で食事する場合や赤ちゃんが普段着の場合は、参加者も少しカジュアルなスタイルを選んでも問題ありません。大切なことは、食事場所の雰囲気や全体的なバランスを考えることです。
食べさせる真似の順番
百日祝い(お食い初め)では「食べ物に困りませんように」と願いを込めながら赤ちゃんに食べさせる真似をします。食べさせる料理の順番は「ご飯→お吸物→ご飯→お魚→ご飯→お吸物」の流れを基本とし、これを合計3回繰り返すのが一般的です。
煮物や香の物は2回目・3回目で「ご飯→お吸い物→ご飯→煮物(または香の物)→ご飯→お吸い物」の順番で食べさせます。ただし、順番や作法は地域の風習によって差があるため、上記の流れにこだわる必要はありません。地域の風習に従い、赤ちゃんの様子を見ながら臨機応変に進めることが大切です。
食べさせる人は誰?
百日祝い(お食い初め)では「養い親」が赤ちゃんに食べさせる真似をします。養い親とは参加している親族の中で最年長にあたる方のことです。祖父母が参加する場合は、赤ちゃんが男の子なら祖父、女の子なら祖母が養い親になります。
祖父母を招かない場合はママパパが食べさせる真似をしましょう。食べさせる人を誰にするかは地域の風習によって異なる場合もあるため、事前に確認するのがおすすめです。
百日祝い(お食い初め)は家族写真を撮るチャンス!
祖父母を呼ぶケースが多い百日祝い(お食い初め)は親族が集まる機会になります。ご家族揃って記念写真を撮るチャンスは案外少ないため、百日祝い(お食い初め)のタイミングにしっかりとご家族の歴史を形に残しておくのがおすすめです。
もし百日祝い(お食い初め)に参加できなかった方がいたとしても、写真があれば当日の様子をシェアできます。年賀状に使ったりSNSに投稿したりすることも可能です。お子さまが大きくなったときに「こんなに小さかったんだよ」と振り返り、ご家族の愛を伝えられるでしょう。
百日祝い(お食い初め)の撮影はスタジオアリスで
スタジオアリスではお子さまのかわいさを引き立てるセット・衣装や多彩なプランをご用意しています。お子さまの撮影経験が豊富なスタッフも在籍していますので、小さな赤ちゃんも安心してお任せください。百日祝い(お食い初め)の記念写真撮影をお考えの方のために、ここではスタジオアリスの魅力やおすすめのポイントを詳しく紹介します。
かわいいセットや衣装で特別な記念写真に
スタジオアリスの魅力のひとつは、業界最大数の衣装ラインアップを取り揃えていることです。伝統的な祝着(のしめ)やドレス、タキシード、着ぐるみなど、さまざまなタイプの衣装の中からお好きなものをお選びいただけます。「たくさんあって選べない」という場合も、スタッフが赤ちゃんひとりひとりに合った衣装選びをサポートいたしますのでご安心ください。
また、スタジオアリスでは赤ちゃんがひとりでお座りできる専用のイスや「ディズニー」「ミッフィー」「ポケモン」の撮影プランもご用意しています。お家では撮れないようなスペシャル感たっぷりの記念写真撮影が可能です。
ママとパパも一緒に着物で撮影ができる!
スタジオアリスではママパパも一緒に着物を着て撮影ができる「パパママ着物フォトプラン」をご用意しています。着物レンタルと着付けがセットになったプランのため、面倒な準備は一切必要ありません。撮影当日は普段着のまま手ぶらでご来店いただける点がママパパに好評いただいております。お子さまの成長の節目にはご家族みんなで伝統的な和装を楽しみ、はんなりと粋な雰囲気の記念写真を撮るのがおすすめです。
(参考:『家族みんなで楽しもう!パパママ着物フォト』)
まとめ
百日祝い(お食い初め)の料理には赤ちゃんの成長を願う意味が込められています。食器やお箸、歯固め石の儀式にもそれぞれ決まりや意味があるため、基礎知識を把握して家族の思い出に残る百日祝い(お食い初め)にしましょう。
百日祝い(お食い初め)は家族写真を撮る絶好の機会になります。特別感あふれるすてきな写真を撮りたい方は、高い撮影技術と多彩なサービスが自慢のスタジオアリスにお任せください。今だけの貴重な瞬間を写真に残し、ご家族の一生の宝ものを作りませんか。ご予約はスマホやパソコンからが簡単便利です。
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百日祝い(お食い初め)
INDEX
- 百日祝い(お食い初め)とは? お食い初めの基本的なことから由来までを紹介しています。
- 自宅でお食い初めの写真を残そう!おしゃれに仕上がるアイデアを紹介! 百日祝い(お食い初め)の写真を自宅で撮影する際のさまざまなアイデアをご紹介します。
- 百日祝い(お食い初め)の献立(メニュー)を知る お食い初めで供する献立(メニュー)は、「一汁三菜」が基本。鯛などの焼き魚や煮物、吸い物(椀もの)、香の物、煮物など、どんな料理を用意すればよいかご紹介します。
- お食い初めで祖父母から贈るプレゼント8選|祝い金相場は? 祖父母から贈るおすすめのプレゼント8選をはじめ、お祝い金の相場についても紹介します。
- 自宅で百日祝い(お食い初め)のお祝いをしよう!準備や当日の手順を紹介 自宅で百日祝い(お食い初め)をする際に必要な準備や、料理をよりよく見せるコツ、 記念写真撮影のアイデアなどをご紹介します。
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百日祝い(お食い初め)はいつ・どこでおこなえば良いのか?
やり方やメニューを紹介! お食い初めをいつ・どこでおこなえば良いのか、詳しいやり方や準備するメニューなどについて紹介しています。 -
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それぞれのメリット・デメリットを解説! お食い初めをお店でおこなう場合と自宅でおこなう場合のメリットとデメリット、お店を選ぶ際の注意点やお食い初めの手順について紹介します。 -
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