vol.37百日祝い（お食い初め）は仏滅に行っても大丈夫？六曜の意味や日取りの決め方

仏滅という言葉は広く知れ渡っているため、曖昧でもどのようなものかイメージができる方が多いでしょう。仏滅は六曜のうちのひとつです。その他の六曜の意味も併せて覚えておくとよいでしょう。

まずは、仏滅を含めた六曜の意味、続いて仏滅に百日祝い（お食い初め）を祝ってもよいかを確認していきましょう。

六曜は中国で生まれ、陰陽五行説が元になっていると言われています。日本には14世紀、当時の鎌倉時代から室町時代に伝わったとされています。仏滅の他に大安や赤口、友引などがありますが、仏滅と並んで有名な大安は知っているという方は多いのではないでしょうか。

日本では、六曜よりも百日祝い（お食い初め）のほうが長い歴史を持っています。行事と六曜を結び付けた考え方が主流になっていますが、仏教との関係はなく、日にちの吉凶を占う指標として使われています。

仏滅は六曜の中でも「遠慮」がキーワードになっています。「結婚式は仏滅にしないほうがよい」と言われるように、冠婚葬祭と六曜を結び付けて考えることは現代の日本では一般的です。

仏事は仏滅でも問題ないと言われていますが、六曜の中でも最も日柄が良くないため、遠慮されるケースも見られます。六曜は決まった順番の通りに繰り返され、1月1日の先勝から始まる点も特徴的です。

常に同じ順番で繰り返されることから、「大安が多い年」や「仏滅が多い年」は存在しません。六曜ごとに意味があり、それぞれが縁起と結び付けて考えられています。

六曜を知らなくても、大安に良いイメージを抱いている方は多くいらっしゃるでしょう。大安はお祝いに適した日とされ、この日に合わせて結婚式やイベントを開催するケースもよくあります。

大安はやってはいけないこと、またよくないとされる時間帯が存在しない日です。1日のうちいつでも、何をするにしても向いている日とされています。

百日祝い（お食い初め）に関しても、生後100日近辺の大安の日を選びたいと考える方も多くいらっしゃいます。

仏滅以外の六曜にも目を向けてみると、六曜はひとつひとつが別々の意味を持っていることが分かります。大安や仏滅は分かりやすいですが、友引や赤口、先負も気を付けるべきポイントがあります。

無事に生まれてきたこと、また100日というひとつの大台を迎えられたことをお祝いするのが百日祝い（お食い初め）です。今までの成長を喜び、今後の健やかな未来を願うステキな行事のため、多くのママパパが思い出に残るお祝いをしたいと考えるでしょう。

ここでは、百日祝い（お食い初め）がどのような行事か、お祝いの時期や方法について改めて確認していきます。

百日祝い（お食い初め）という名前にもある通り、生後100日が百日祝い（お食い初め）の時期の目安です。

しかし、この生後100日はあくまでも一般的な目安です。地域によっては100日ではなく110日や120日をお祝いの日と定めている場所もあります。気になるママパパは、ご両親に地域の風習について聞いてみるのもよいでしょう。

百日祝い（お食い初め）で行う「歯固めの儀式」に代表されるように、このお祝いには「将来食べ物に困らないように」という願いも込められています。

百日祝い（お食い初め）のお祝いの方法はシンプルです。ご家族やママパパのご両親、人によっては親戚やご友人も招きお祝い膳を囲みます。赤飯や尾頭付きの鯛（たい）といった、お祝いにふさわしい料理を用意して赤ちゃんに食べるまねをさせてお祝いするのが通常のお祝いの仕方です。

百日祝い（お食い初め）の歯固めの儀式も忘れてはいけません。石に付けた箸を赤ちゃんの歯茎に付け、「石のように丈夫な歯が生える」ことを願います。

こちらも地域によっては石ではなく梅干しやタコ、アワビといった食材を使う点も特徴です。これらの食べさせるまねは養い親が担当します。養い親とは、儀式に参加する身内の中で、最年長の方です。また、赤ちゃんと同性の方が担うのが習わしです。

ママパパの仕事の予定や赤ちゃんの祖父母にとって都合のよい日など、百日祝い（お食い初め）は複数人の予定を考えて組む必要があります。

生後100日をお祝いの目安と考えると、場合によってはご家族が集まれる日が仏滅の日しかないというケースもあるでしょう。赤ちゃんのお祝い事ということで、仏滅の日にお祝いをしていいものか、非常に悩ましいでしょう。ここからは、百日祝い（お食い初め）の日程の決め方について見ていきます。

正式なやり方でお祝いしたいというご家庭でも、仕事の都合や招待客の都合などを考えると、理想通りに進まないことも現実です。

百日祝い（お食い初め）を祝う日程は厳しく決められてはいないため、生後100日ぴったりに行う必要はありません。地域によっては110日や120日近辺の吉日に開かれる他、多くの場合は母子の体調を最優先に開催されます。

いつ百日祝い（お食い初め）をお祝いするかは、ご家族と相談して決めることが大切です。ご家族全員であらかじめ相談してから日程を最終決定したほうがトラブルにもなりにくいでしょう。

仏滅や大安などの六曜を「自分は気にしない」というママパパも、両親や義両親が気にするケースがあります。勝手に決めてしまうことは避け、事前にお伺いを立てましょう。

百日祝い（お食い初め）はお祝いに関係がある行事です。大安は1日中、どの時間帯も吉であることから、大安を選べば間違いないとも考えられます。

大安にこだわる方の中でも、お店でのお祝いを考えている方は日程に余裕を持って予約しておきましょう。お祝い事は大安の日から予約が埋まっていく傾向にあります。ご家族の予定が合ったとしても、開催するレストランや料亭の予約ができないことのないよう、早め早めの行動が肝心です。

「大安の日にお祝いをしたいのに都合が合わない」というケースも十分に考えられます。次善の策として、友引の朝か夕方にお祝いすることも考えてみましょう。

友引の昼はお祝い事に向いていませんが、お昼以外の時間帯は全て吉とされています。友引は大安の次にお祝い事をするのに適した六曜と言えるでしょう。

大安の日にお祝いできないようであれば、先勝の午前中も選択肢になります。先勝という名前が表している通り、早い時間帯が吉の六曜です。午前中に百日祝い（お食い初め）のお祝いを済ませましょう。

歯固めの儀式や記念写真撮影などで時間が長引いてしまった場合でも、開始が午前中であれば問題ありません。

ご自宅でお祝いする、レストランやホテルでお祝いするなど、百日祝い（お食い初め）はさまざまな方法でお祝いできます。ご家庭によって合うスタイルは変わってくるでしょう。

ご自宅でもレストランでも日程に余裕を持った準備が大切です。抜かりなく準備を進めるために、下記のポイントに気を付けながら準備を進めましょう。

百日祝い（お食い初め）の日程と招待する方が決まった後は、すぐに準備に取り掛かりましょう。

特にレストランでお祝いしようと考えている方は、早めの予約が肝心です。大安もしくは土日から予約が埋まるため、予約は早ければ早いほどよいでしょう。

ご自宅でお祝いする場合は料理やお祝い用の食器、祝い箸や歯固め石を用意します。最近ではさまざまなセットが揃っており、準備する手間も少ない点がメリットです。

ご自宅でお祝いする場合、料理と歯固めの儀式で使う石を両方用意しなければなりません。ママパパが調理する場合は、赤飯やお吸い物、煮物など献立と食材の調達を余念なく進めましょう。

尾頭付きの鯛（たい）はお祝いにぴったりですが、スーパーなど場所によっては尾頭付きのものが置いていない可能性も考慮しなければなりません。店員さんに事前に相談しておくのもよいでしょう。

歯固めの儀式に使う石は近所の河原で拾ったり、通販でかたちのよいものを購入したりするのもおすすめです。百日祝い（お食い初め）用のお祝いセットも通販で購入できます。

ご自宅では簡単に用意できる赤ちゃんのお世話グッズも、レストランのような出先ではそうはいきません。事前に準備できるものは用意しておきましょう。

哺乳瓶や粉ミルク、おむつやお尻拭きといったお世話グッズは、短い時間であっても必要です。その他にも、替えの洋服や温度調節のためのブランケットもあればさらに便利です。

どれもレストランに着いた後では調達が難しくなるため、ご自宅で開催するとき以上に持ち物には気を付けましょう。

どうしてもお祝いの日と仏滅が重なってしまうケースもあるでしょう。仏滅は悪いものと捉えられがちですが、料金が安くなったり、予約が取りやすくなったりと、見方を変えればメリットもあります。

また、仏滅は元々「物滅」と書かれていました。これには「新しく物事が始まる」という意味があり、何か物事を始めるには良い日という解釈もあります。

吉凶を気にする方は、仏滅以外の他の吉日にも目を向けてみましょう。天赦日、一粒万倍日といった吉日は、六曜とは別の吉日を定めています。六曜以外の吉凶を考えに織り込んで、日程を決めるのもよいでしょう。

百日祝い（お食い初め）は、赤ちゃんの祖父母とも一緒に過ごせるよい機会です。また、ご家族みなさまでの記念写真の撮影にもぴったりです。

仏滅と重なってしまったりご家族の都合が合わなかったりしてお祝いを諦めた方にも、記念写真撮影はよい思い出になるでしょう。

スタジオアリスではお客様が快適に撮影できるように、数々の工夫を凝らしています。百日祝い（お食い初め）で赤ちゃんのステキな表情が撮れればベストですが、ご自宅やレストランでは思ったように撮影できないこともあるでしょう。

スタジオアリスでは、撮影用のお祝い膳をご用意しています。準備要らずで撮影ができるため、忙しいママパパも安心です。スタッフは赤ちゃんを撮影するプロです。身ぶり手ぶりを交えた楽しいトークで、赤ちゃんの最高の瞬間を写真として残します。

（参考：『百日祝い（お食い初め）』)

スタジオアリスでは、ディズニーキャラクターとの記念写真撮影も可能です。ミッキーやミニー、くまのプーさんといった、誰もが知っているディズニーキャラクターと一緒に思い出に残る記念写真を撮影しましょう。

ディズニーキャラクターの撮影に力を入れているパワーアップ店もあり、特定の店舗ではさらにバリエーションに富んだ限定背景を選択できる点も特徴です。ディズニーならではのポップな演出はお祝いにふさわしい華やかな写真に仕上がること間違いなしです。

（参考：『ディズニーキャラクター撮影をたのしもう！』)

よい思い出として長く残せるように、絵本コレクションとして記念写真を残すこともできます。ご家族だけのストーリー絵本としてご家庭に飾れば、一生の思い出になるでしょう。

記念写真自体は3カット入れられるため、お気に入りの記念写真をじっくりと選べ、赤ちゃんが本物の絵本の中に入り込んだような仕上がりです。

また、赤ちゃんが産まれてきてくれたことに「ありがとう」というメッセージが絵本の中には込められています。ママパパから赤ちゃんへの贈り物としてもおすすめです。

（参考：『絵本コレクション（くまの学校）ベビー｜こども写真館スタジオアリス』)

百日祝い（お食い初め）は赤ちゃんが無事にすくすくと成長したことを喜び、またこれからの健康を願うお祝いです。おめでたいお祝いだからこそ、仏滅や大安といった六曜を気にする方も多くいらっしゃいます。

お祝い自体は生後100日ぴったりに開催しなくても問題ありません。大切なことはママパパの両親も含めて相談し、日程や開催場所に納得した上でお祝いすることです。

百日祝い（お食い初め）は記念写真撮影の機会としても向いています。中でもご家族だけでお祝いする場合は、記念写真がよい報告になるでしょう。記念写真撮影はWEB予約も可能です。お子さまのお祝いの日がステキな1日となるよう、スタッフ一同、精一杯お力添えいたします。

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