百日祝いとお食い初めの違い|男女の違いとお色直しも解説|マタニティ、赤ちゃん、こどもの記念写真撮影ならこども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

百日祝いとお食い初めの違い|男女の違いとお色直しも解説

vol.11百日祝いとお食い初めの違い|男女の違いとお色直しも解説

百日祝いやお食い初めなどといったお祝い事の儀式・行事は、お子さまにとって大切なイベントです。内容や違いをきちんと理解した上でお祝いしたいと思っているママやパパもいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、百日祝いやお食い初めの違いについて、また、男女での違いやお色直しについても解説します。百日祝いにおける男女の違いも把握して、ご家族の思い出に残る素敵な日にしましょう。

目次
百日祝いとお食い初めに違いはあるの?
百日祝いについておさらい
お食い初めについておさらい
百日祝い(お食い初め)は男女で違いがある?
百日祝いでする「お色直し」とは
「お色直しは記念写真撮影で」がベスト!
百日祝い(お食い初め)はスタジオアリスで楽しく撮影!
まとめ

百日祝いとお食い初めに違いはあるの?

百日祝いとお食い初めに違いはあるの?

百日祝いもお食い初めも、生まれて100日を迎えた赤ちゃんに対する成長への願いが込められたお祝い行事です。しかし、百日祝いとお食い初めは同じタイミングで祝うことから、違いがわからなかったり、込められた願いを混同してしまったりすることもあるでしょう。ここでは、百日祝いとお食い初めでどんなことをするのか解説します。

お食い初めは百日祝いでやる儀式

お食い初めとは、お子さまが生後100日を迎えた際のお祝いである百日祝いの中で、赤ちゃんに初めての食事を与える「ふり」をする儀式のことを指します。ただし、百日祝いやお食い初めは、平安時代から続いているとされている日本古来の風習であることから、地域の独自性も根強い行事です。

お住まいの地域によっては、「百日祝い自体がお食い初め」だという場合もあります。お食い初めの考え方や百日祝いでやる儀式については、地域に詳しい方やご家族へ相談するとよいでしょう。

百日祝いではお宮参りをすることも

百日祝いでは、お食い初めをするだけでなく、お子さまと神社へ参拝するお宮参りも一緒にすることがあります。ご家族揃ってお宮参りをした後に、お食い初めの儀式を執り行うという流れです。

お宮参りでは本来、誕生したお子さまが無事1ヵ月を迎えたことへの感謝と挨拶のため神様にお参りします。しかし、なんらかの事情でお宮参りを後にすることもあり、そうした場合に神様への挨拶と百日祝いをセットにするという考え方です。最近ではご家族間で進めやすい流れへと変化しつつあります。

百日祝いについておさらい

百日祝いについておさらい

お子さまの成長を祝う儀式である百日祝いの歴史は古く、歴史は平安時代までさかのぼるといわれています。ここでは、百日祝いの意味から内容をひも解いてみましょう。地域性による違いも確認します。

百日祝いに込められた願い

百日祝いは、赤ちゃんが生後100日まで元気に育ってくれたという喜びと、その後も健やかな成長を願うという願いが込められた儀式です。百日祝いが始まったとされる平安時代では、衛生環境などが原因で生まれてきた赤ちゃんが大人になるまで生きられないということも多くありました。

そうしたこともあり生まれてから100日までの赤ちゃんは「神の子」とされ、100日を過ぎたことを祝う意味も百日祝いにはあります。無事に大きく健康に育ってくれたことに感謝し、さらなる健やかな成長を願う祝いの行事のひとつとして成立したお祝いです。

百日祝いは地域性がある

百日祝いは地域性があり、呼び方や当日に何をするのか、どのように進めていくのかだけでなく、実施する時期にも統一性がありません。地域によっては、百日祝いの呼び方を「百日の祝い(ももかのいわい)」とする場所もあります。

地域や家庭環境によっては、百日祝いそのものをお食い初めと呼ぶ場合もあるでしょう。百日祝いの呼び方自体も時代の変遷によって多様化しています。

また、百日祝いを生後100日にやる場所もあれば、昔ながらの生後50日ごろにやる場所、120日とする地域もあるなど、お祝いする時期も異なることを覚えておくと便利です。

お食い初めについておさらい

お食い初めについておさらい

お食い初めとは、百日祝いの中で執り行われる儀式のひとつです。お食い初めの儀式に込められた願いは、お子さまの成長を願うという点において百日祝いのそれと変わりません。お食い初めの儀式についてもう一度おさらしてみましょう。

お食い初めの儀式に込められた願い

お食い初めの儀式には、赤ちゃんが「一生食べるものに困らないように」「長寿の方にあやかり長生きできるように」という願いが込められています。昔は赤ちゃんの飢饉(ききん)などによる栄養不安が、赤ちゃんの成長に陰を落とすこともありました。そのため、歯の生え始める時期にも当たる100日の頃にお食い初めを行います。

お食い初めの簡単な流れ

赤ちゃんが生後100日~120日ごろになると執り行うお食い初めの儀式では、ママパパや親戚とお祝いのお膳などの料理を囲みます。女の子は女性の年長者、男の子は男性の年長者である「養い親」が赤ちゃんにお膳の料理を食べさせる真似をすることが一般的です。しかし、最近は赤ちゃんの機嫌と相談しながら適任者が「養い親」をすることもあります。

同時に歯固め石を用いて「歯固めの儀」をします。歯固め石に箸を着け、その箸先を赤ちゃんの口に触れさせて「丈夫な歯が生えますように」という願いを込める儀式です。この石はタコや梅干しで代用することもあります。

また、お膳に用意する食事は「一汁三菜」としながらも、用意する食材にも地域性があるので、年長者に聞いてみましょう。レストランやホテルなどのお膳を用意する場合もあるなど、お食い初めの献立には統一性がありません。

(参考:『百日祝い(お食い初め)当日の流れ(やり方)について』)

お食い初めと百日祝いは一緒と考えてOK

お食い初めと百日祝いは一緒と考えて差し支えありません。いずれも地域性が強く、「箸揃え」「百日祝い」など呼び名だけでなくやることも異なることが、違いがわかりづらさの要因だといえます。

しかし、百日祝いもお食い初めの儀式も、赤ちゃんの健やかな成長を願うという意味では同じです。まずは、お子さまの様子やママの体調を第一に考えながら、ご家庭でお祝いできることを無理のないタイミングでしましょう。

百日祝い(お食い初め)は男女で違いがある?

百日祝い(お食い初め)は男女で違いがある?

百日祝い(お食い初め)では、準備するものがいくつかあります。揃えるアイテムは男女ごとの違いが見られるため注意しましょう。ここでは百日祝いで用いるアイテムで男女で違いがあるものを紹介します。

器に違いがある

百日祝い(お食い初め)で使用するお膳の器には漆器を用いることが一般的ですが、漆器の色は男女ごとに違いがあります。以下に漆器の違いをまとめました。

  男の子 女の子
漆器の色 全体的に朱色 外側が黒く、内側が赤いもの
漆器の文様 日輪や菖蒲(しょうぶ)など 花や束ねのし(たばねのし)など

男の子の場合、日輪や菖蒲(しょうぶ)などの運気上昇や活発さを象徴する文様が入った漆器を使うことが一般的です。女の子の場合は、花や束ねのしなどの優雅で愛らしい文様が入ったものを使用するケースが多くあります。

男ただし、九州の一部では漆器ではなく「ぽっぽ膳」と呼ばれる曲げ物を用いるなど、地域による違いも見られます。事前に、地域に詳しい方や親戚に確認しながら用意すると安心です。

衣装に違いがある

百日祝い(お食い初め)で着用する衣装は、かつて母方の実家から贈られる和正装を着用する風習がありました。男女ともに袖口の開きが狭く丈が短い「小袖」に、金糸・銀糸などで刺繍があしらわれていることが一般的です。男女で色味や刺繍デザインが異なります。

男の子 女の子
・黒やグレー地
・鶴や松などの縁起物があしらわれている
・朱色の生地
・花柄や束ねのしなどがあしらわれている

現代では、しきたりに準じて小袖を着用させるというご家庭もあれば、小袖風のベビー服や袴風のロンパースを代用するご家庭、洋装や甚平などで代用するご家庭などさまざまです。

(参考:『百日祝い(お食い初め)の服装はどうする?赤ちゃん、両親に最適な衣装をまとめて紹介』)

百日祝いでする「お色直し」とは

百日祝いでは、赤ちゃんに初めて色つきの衣装を着せる「お色直し式」と呼ばれる儀式もあります。昔、生後100日未満の赤ちゃんは「神の子」と考えられていたことから、生まれた直後は白い産着を着せるという風習がありました。お色直しは初めて色のついた衣装を着せることで、神の子どもから人間の子どもになったことをお祝いする儀式です。

昔と異なり、現代では百日祝いを待つことなく赤ちゃんにカラフルな洋服を着せているという家庭が一般的になってきたことから、お色直し式は形骸化しているといえます。

「お色直しは記念写真撮影で」がベスト!

「お色直しは記念写真撮影で」がベスト!

赤ちゃんの成長のお祝いの思い出づくりは全てしてあげたいと考えるママパパもいるでしょう。お色直し式は、記念写真撮影で代用することも可能です。最近では、衣装をレンタルできるフォトスタジオもあるため、活用することでご家族の一生の記念を写真として末永く残せます。

赤ちゃんの負担を減らしながら記念の瞬間を残せる!

和装は、生後100日前後の赤ちゃんにとって着慣れている服装ではありません。百日祝い(お食い初め)をする季節によっては、赤ちゃんの大きな負担になるでしょう。

しかし、記念写真撮影だけであれば撮影の時間だけの着用なので、赤ちゃんの負担も少なく、汚れも気にすることはないので安心です。また、節目ごとにお子さまの正装姿を写真に残すことはご家族にとっても記念になるため、工夫次第では百日祝い(お食い初め)がぐんと楽しめるものになるでしょう。

衣装が選べるフォトスタジオもおすすめ!

記念写真撮影は、正装から洋装までさまざまな衣装が選べるフォトスタジオの利用がおすすめです。撮影時の衣装を無料で借りられるサービスを用意しているスタジオは多くあります。

百日祝い(お食い初め)で着用する正装は、普段着として活用できる機会が少なく、出費に対して慎重になることもあるでしょう。衣装をレンタルできることにより衣装費用負担を抑えられるため、お子さまの晴れの舞台を心置きなく楽しめます。

百日祝い(お食い初め)はスタジオアリスで楽しく撮影!

百日祝い(お食い初め)はスタジオアリスで楽しく撮影!

スタジオアリスは記念写真撮影を通して、楽しい思い出が作れるフォトスタジオです。豊富なレンタル衣装と赤ちゃんの撮影に慣れたスタッフが常在していることから、ママやパパも安心して記念写真撮影をお任せいただける環境が整っています。

赤ちゃん撮影に慣れているスタッフがベストショットを逃さない!

スタジオアリスでは、赤ちゃんの笑顔を最大限に引き出す写真撮影と笑顔のスペシャリスト「スマイルマイスター」がご対応します。スマイルマイスターはお子さまの笑顔を引き出す技術を習得済みです。

また、スタジオアリスでは赤ちゃんが1人でもお座りできる専用椅子もご用意しています。お子さまの負担を軽減しながら記念写真撮影をするため、ベストショットを逃しません。

(参考:『スタジオアリスの赤ちゃん撮影 赤ちゃん撮影を楽しもう!』)

キャラクターの世界観も楽しめる豊富な衣装ラインアップ!

スタジオアリスでは、小袖などの祝着(のしめ)からキャラクター衣装まで、500着以上の豊富なラインアップからお子さまにぴったりの衣装をお選びいただけます。

また、衣装に合わせた世界観のセットも多数ご用意しています。百日祝い(お食い初め)の場合は、お食い初めにふさわしい撮影セットが選択可能です。まずはお気軽にスタジオアリスまでご相談ください。

(参考:『スタジオアリス 衣装を探す 百日祝い(お食い初め)』)

安心安全な環境で赤ちゃんもママパパも楽しめる

スタジオアリスは、赤ちゃんもママパパも安心して写真撮影できるクリーンな環境づくりを徹底しています。例えば、お子さまの触れる衣装は紫外線での殺菌を徹底し、撮影道具やお子さまに触れるスタッフの手などは除菌水である「次亜塩素酸水」と「エタノール消毒液」にて常に消毒するなど、各種感染症対策も万全です。

また、赤ちゃんとの撮影に臨むスタッフをはじめ全従業員の就業前後の健康チェック、うがい・手洗いの励行もしているため、ママやパパも安心できます。

(参考:『スタジオアリスの安心安全への取り組み』)

まとめ

まとめ

百日祝い(お食い初め)は平安時代から赤ちゃんの成長を祈り、形式を変えながらも現代に渡って執り行われてきた大切な行事・儀式です。地域性や家族性など環境によって呼び方だけでなく、することに違いがあるという点からどうしたらよいか迷ってしまうというママやパパもいるかもしれません。

大切なことは、お子さまが健やかに成長してほしいという気持ちと、家族が無理なくできる範囲で楽しめることです。お子さまやママの無理のない範囲で、お祝い事を楽しみましょう。

赤ちゃんの撮影に慣れたスタッフが常在するスタジオアリスでは、衣装レンタルなど百日祝いの記念撮影も、ご家族の負担を減らして思い出を残せるプランを多数ご用意しています。百日祝い(お食い初め)の記念撮影をお考えの方は、ぜひスタジオアリスをご利用ください。以下より簡単にご予約可能です。

(参考:『WEB撮影予約サービス』)

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