百日祝い(お食い初め)の魚は何を選ぶ?鯛(たい)の種類や飾り付け方法を紹介|こども写真館スタジオアリス|写真スタジオ・フォトスタジオ

百日祝い(お食い初め)の魚は何を選ぶ?鯛(たい)の種類や飾り付け方法を紹介

vol.31百日祝い(お食い初め)の魚は何を選ぶ?鯛(たい)の種類や飾り付け方法を紹介

百日祝い(お食い初め)では、魚をはじめとしたさまざまな料理を用意します。赤ちゃんが生まれて100日目に行う大切なイベントです。赤ちゃんにとって一生に一度の日のため、間違いのないようお祝いしてあげたいものです。

しかし、中には魚の種類や選び方や、飾り方など分からないことが多いママパパもいるでしょう。そこで、この記事では百日祝い(お食い初め)の「魚」にスポットを当てて解説します。百日祝い(お食い初め)の魚について困ったときに、ぜひ参考にしてください。

目次
百日祝い(お食い初め)の魚|選び方のポイント
百日祝い(お食い初め)の魚|調理ポイント
百日祝い(お食い初め)の魚|盛り付けのポイント
百日祝い(お食い初め)の魚|塩焼き以外の調理方法は?
百日祝い(お食い初め)にはなぜ魚が必要?基本情報をチェック
百日祝い(お食い初め)のお祝い膳と一緒に記念写真を撮影しよう
まとめ

百日祝い(お食い初め)の魚|選び方のポイント

百日祝い(お食い初め)の魚|選び方のポイント

百日祝い(お食い初め)では、魚を用意することが一般的です。いろいろな種類の魚がある中で、百日祝い(お食い初め)で定番なのは鯛(たい)でしょう。中でも真鯛(まだい)が人気の傾向です。一方、鯛(たい)以外の魚でお祝いをするケースもあるようです。

ここでは、なぜ鯛(たい)が選ばれているのか、魚の選び方について見ていきましょう。

鯛(たい)の中でも真鯛(まだい)が人気

昔から百日祝い(お食い初め)をはじめとするおめでたい席では、鯛(たい)が振る舞われることが多くありました。それは「めでたい」や「アヤカリタイ」といった言葉に由来するとも言われています。

鯛(たい)と言ってもいろいろな種類があります。名前に「たい」と付いていても、実際のところ鯛(たい)とは遠縁の魚も珍しくありません。「たい」と呼び名がついている魚は200種以上あると言われています。百日祝い(お食い初め)で特に人気なのは、尾頭付きの真鯛(まだい)です。

真鯛(まだい)が人気の理由は?

真鯛(まだい)は縄文時代からすでに食用とされており、江戸時代には将軍家や公家方でよく食べられていました。七福神でおなじみの恵比須様は真鯛(まだい)を釣り上げているように、神道とも深いつながりを持つ魚です。

真鯛(まだい)が百日祝い(お食い初め)でも人気の理由は、次のような背景にあります。

  • ・お祝いの席で定番の紅白を思わせる鮮やかな体表の色をしていること
  • ・寿命が30年~40年で、魚の中でも長寿であること
  • ・栄養価が高いこと

真鯛(まだい)の天然と養殖の見分け方

真鯛(まだい)には、天然のものと養殖のものがあります。百日祝い(お食い初め)に適しているとされるのは、天然の真鯛(まだい)です。天然と養殖、それぞれの特徴を押さえておきましょう。

天然 養殖
鮮やかなピンク色
黒っぽい色
尾ひれ 先まで鋭角に伸びている 先が丸まっていることが多い
味わい 身が締まっていて、淡泊ながら深みのある味わい 天然の真鯛(まだい)に比べるとやわらかく、まろやかな味わい

色合いが華やかで、尾ひれのしっかりしている天然のほうが、料理として並べたときに見栄えも良くなります。

鯛(たい)以外の魚でも代用可能

真鯛(まだい)以外の魚を百日祝い(お食い初め)で用意するケースもあります。例えば、サバやキンメダイなど地場産の有名な魚を使ったり、スズキやサンマなど旬の魚を使ったりするケースです。いずれの魚でも尾頭付きで振る舞うことのできるものを選ぶのが基本です。

天然の真鯛(まだい)がよいとはされますが、地域性やご家庭の事情などを考慮しつつ、ママとパパで相談しながら魚を選びましょう。

百日祝い(お食い初め)の魚|調理ポイント

百日祝い(お食い初め)の魚|調理ポイント

百日祝い(お食い初め)の魚には、ふさわしい調理方法があります。鯛(たい)は塩焼きにするのが一般的です。見た目を意識するのはもちろん、しきたりとして包丁の入れ方も覚えておきましょう。

普段、尾頭付きの鯛(たい)を調理することはあまりないかもしれませんが、お子さまのお祝いを盛り上げるためにも、調理ポイントも押さえておきましょう。

表面に切れ込みを入れるのは避けよう

塩焼きにする前に、下処理として内臓を取り除きます。このときの包丁の入れ方には注意が必要です。切り込みは、鯛(たい)の頭を左、尾を右に向けた状態の裏側に入れます。
表から見たとき、切れ込み部分が見えないようにするのがポイントです。

おなかに切れ込み部分が見えるのは、切腹を想起させるとして忌み嫌われています。十字の切り込みを入れるのもタブーです。昔からの風習ではありますが、お子さまの大切なお祝いですから意識して調理しましょう。

ヒレや尾には化粧塩をしよう

化粧塩とは、魚のきれいな焼き上がりを目的として焼く前に塩をふることです。化粧塩は、飾り塩と呼ばれることもあります。天然の真鯛(まだい)であれば、ピンク色をした表面にうっすらと白色が広がり、一層映える料理になるでしょう。

特にヒレや尾には、塩をたっぷり塗り込んでおくのがポイントです。そうすることで、焼き焦げて型崩れするのを防げます。

また、焼く前はフライパンやオーブンを十分温めておきましょう。鯛(たい)の大きさによって、火の通り方や焦げ目の付き方が変わりますので、焼き加減には注意が必要です。

踊り串をしよう

鯛(たい)が踊っているような姿で焼き上がるようにするのが踊り串です。串は焼け落ちてしまわないようにステンレス製の串を使うとよいでしょう。やむを得ず竹串を使う場合は、水でたっぷり湿らせておくと焦げにくくなります。

串は、口またはエラの部分から差し込むのが一般的です。串のさし方にはいくつかのパターンがあります。たとえば、鯛(たい)がS字状にうねうねとするように串を差し込んでいくのもひとつの形です。その際、踊り串で鯛(たい)の表面を傷つけないように気を付けましょう。

百日祝い(お食い初め)の魚|盛り付けのポイント

百日祝い(お食い初め)の魚|盛り付けのポイント

魚がきれいに焼き上がったら、百日祝い(お食い初め)にふさわしい盛り付けをしましょう。盛り付け方には、心得ておきたいマナーもあります。さらに敷き紙や敷き葉、飾り小物などで盛り付けを工夫することで、お祝いの席がより華やかに仕上がります。記念の写真に残ることもあるため、飾り付けのポイントも併せて確認しておきましょう。

魚の頭を左に置こう

日本料理の配膳は、右利きの人を前提にしてマナーが形作られています。魚は食べる方から見て左側に頭、右側に尾が向くように配置するのが基本です。これは、右利きの方が食べやすいようにという配慮と考えられています。

また、日本においては昔から「左が上位、右が下位」とされてきました。魚の頭を左側にというのは、そういった観点も影響しているのかもしれません。

敷き紙を用意しよう

魚に限らず、料理をのせるのに用いるのが敷き紙(しきがみ)です。神仏へのお供え物にも使うことがあります。敷き紙とは、簡単にいえば「紙製の敷物」です。敷き紙を使うだけでも、料理の見栄えが一段とアップします。

百日祝い(お食い初め)では、紅白の敷き紙を選ぶと縁起が良く、お祝いシーンにもぴったりです。その他、千代紙などで代用するケースもあります。敷き紙は、スーパーや通販などで購入可能です。

敷き葉を使って彩りを出そう

お祝いの席では、生命力を示す緑色の葉を使うのが基本とされています。敷き葉とは、文字通り魚の下に敷く葉っぱのことです。飾り葉・青かいしきと呼ばれることもあります。
敷き葉の役目は、料理に彩りや季節感を添えることです。

また、それぞれの植物が持つ意味合いを込めて、敷き葉とすることもあります。例えば、松であれば不老長寿、竹(笹)であれば子孫繁栄といった具合です。そのほか、かえでの葉やキュウリの葉、イチョウの葉など使われる葉はさまざまあります。

飾り小物で写真映えもバッチリ

小物を使って、鯛(たい)の尾ひれを飾り付けるのもおすすめです。飾り小物は百貨店や通販などで購入できます。市販の飾り小物以外にも、ご祝儀袋の水引を代用したり、千代紙で折った鶴や扇を添えたりするのもよいでしょう。

敷き紙や敷き葉に加え、小物を取り入れることで、写真映えもグンッと上がります。

百日祝い(お食い初め)の魚|塩焼き以外の調理方法は?

百日祝い(お食い初め)の魚|塩焼き以外の調理方法は?

鯛(たい)は塩焼以外にもいろいろな調理の楽しみ方ができる魚です。百日祝い(お食い初め)の魚として塩焼にした鯛(たい)を食べきれなくても心配いりません。ここでは、塩焼きにした鯛(たい)を使ったアレンジメニューを紹介します。

ただし、百日祝い(お食い初め)の場では、あくまで尾頭付きで振る舞うことが基本で、切り身を使うことは極力避けるのがよいということは知っておきましょう。

鯛(たい)めし

ほかほかご飯に鯛(たい)のうまみがしみ込んだ鯛(たい)めしは、おかずがなくても、それだけで、立派なごちそうです。塩焼き後のリメイクメニューとしてもぴったりでしょう。

  • 【材料】
  • 米、塩焼きした鯛(たい)、調味料(薄口しょうゆ、みりん、塩、料理酒、昆布)
  • 【手順】
  • 1.炊飯器に米と水を2合分入れて、調味料を適量投入し混ぜる
  • 2.塩焼きした鯛(たい)をのせ炊く
  • 3.炊き上がったら鯛(たい)を取り出し、皮や骨を取り、身だけをほぐし出す
  • 4.ほぐし出した身をご飯に混ぜて完成
  • *三つ葉やきざみショウガを添えるのもおすすめ

鯛(たい)のアクアパッツァ

アクアパッツァは、魚介類やトマトといった具材をオリーブオイルで煮込んだイタリア料理です。見栄えも良く、リメイクも簡単なので、ぜひ試してみてください。

  • 【材料】
  • 塩焼きした鯛(たい)、にんにく、オリーブオイル、ミニトマト、ブラックオリーブ、アサリ、白ワイン
  • 【手順】
  • 1.にんにくとブラックオリーブはみじん切りにし、ミニトマトの皮をむいておく
  • 2.アサリは砂抜きをしておく
  • 3.フライパンにオリーブオイルとにんにくを投入し、香りが立つまでいためる
  • 4.塩焼きした鯛(たい)を入れて両面を再度軽く焼く
  • 5.アサリを入れ、ワインを200ccほど入れて煮込む
  • 6.アサリの貝殻が開いたら、ミニトマトとブラックオリーブを投入
  • 7.ときどき煮汁をかけながら少し煮込んだら完成

百日祝い(お食い初め)にはなぜ魚が必要?基本情報をチェック

百日祝い(お食い初め)にはなぜ魚が必要?基本情報をチェック

魚を用意する理由や行事の背景を知ることで、百日祝い(お食い初め)がより意味深いものになるでしょう。また、誰が参加するのかといったしきたりも知っておきたいところです。

ここでは、なぜ魚が必要なのかを含め、百日祝い(お食い初め)の基本的な情報についてて確認します。万全の準備をして、お子さまのお祝いに臨みましょう。

百日祝い(お食い初め)は生後100日目にする通過儀礼

百日祝い(お食い初め)は、お子さまが「生涯、食べ物に困らないように」「豊かな食生活が送れるように」という気持ちを込めて行う儀式です。

昔は今のように食糧や医療に恵まれてはいなかったので、産まれた子どもが無事に育っていくことは難しいことでした。そのことから、生後100日という節目を迎えられたことを祝う意味合いもあります。

また、百日祝い(お食い初め)では、「歯固めの儀式」を行います。これは「歯が丈夫になりますように」といった願いが込められた儀式です。

百日祝い(お食い初め)のお祝い膳の意味とは

百日祝い(お食い初め)で用意する料理の献立には、基本的な考え方があります。それは、「一汁三菜を基本とし、具材として穀物・海のもの・山のもの・塩を用いたものを使用する」ということです。下記は献立の一例です。

  • ・真鯛(まだい)の塩焼き
  • ・赤飯
  • ・お吸い物
  • ・煮物
  • ・香の物

魚が献立に含まれているのは、海のものに該当するためです。これら多方面から採れる具材を用いた献立とするのは、お子さまが成長するのに必要な栄養を満遍なく摂取できるようにとの願いが込められているとも言われています。

百日祝い(お食い初め)に参加するのは誰?

参加するのはママとパパ、ごきょうだいなど、同居のご家族が基本です。加えて、祖父母も招くことが多いでしょう。そのほか、特に懇意にしている親族がいれば、声をかけてもよいでしょう。

参加者が多くなれば、参加者の交通手段や駐車場の確保、食事場所の広さといった点についても配慮を求められます。

百日祝い(お食い初め)のお祝い膳と一緒に記念写真を撮影しよう

百日祝い(お食い初め)のお祝い膳と一緒に記念写真を撮影しよう

お子さまにとっても、ママパパにとっても大切な百日祝い(お食い初め)です。生後100日を迎えたお子さまの姿をお祝い膳とともに写真に残しましょう。記念写真撮影は、衣装やセットが充実したフォトスタジオを利用するのがおすすめです。

お子さまが大きくなって写真を振り返った際、「こんなに小さかったんだよ」「こんなに風にお祝いしてもらえた」など、幼いころを振り返る会話も楽しめるでしょう。

赤ちゃんの100日目記念に「お祝い膳」と撮影しよう

赤ちゃんの100日目記念に「お祝い膳」と撮影しよう

百日祝い(お食い初め)の時期に、お祝い膳が用意できなかったママパパもいらっしゃるでしょう。スタジオアリスでは、記念写真撮影用のお祝い膳をご用意しています。手ぶらでスタジオに足を運んでも百日祝い(お食い初め)ならではの写真が残せます。

百日祝い(お食い初め)ができなかったという忙しいママパパにも好評いただいております。

スタジオアリスのお祝い膳には、歯固め用の石も付属しています。歯固めの儀式をしているところもシャッターチャンスのひとつでしょう。ぜひ、ご家族も一緒に撮影を楽しみましょう。

(参考:『生後100日目のお祝い 百日祝い(お食い初め)』)

赤ちゃん撮影でも安心の環境と笑顔をお約束

赤ちゃんの撮影は、笑顔の瞬間を撮影するのは難しいものです。赤ちゃんの気分もコロコロ変わります。それでも、赤ちゃんのステキな表情を引き出し、カメラで捉えるのがプロのテクニックです。スタジオアリスでは、スペシャルな技術を習得した撮影のプロが楽しい時間を演出します。

赤ちゃんの安心安全に配慮した環境を提供することもプロの役割です。スタジオアリスの設備は赤ちゃんがけがをしないような工夫が施してあるため、ママパパも安心です。また、授乳室やベビーベッドのご用意もしています。ご家族全員がリラックスして撮影に挑めるでしょう。

(参考:『はじめての撮影でも安心 赤ちゃん撮影を楽しもう』)

ママパパもテンションアップのキャラクター撮影

ママパパもテンションアップのキャラクター撮影
©Mercis bv

スタジオアリスでは、ディズニーやポケモン、ディック・ブルーナなどの世界観をテーマとした撮影も楽しめます。ディズニーならミッキー&ミニー、プーさん、スティッチといった人気のキャラクターが勢揃いです。

衣装・小物・セットなどの撮影のバリエーションも豊富にご用意しているので、きっとお気に入りの撮影パターンが見つかるでしょう。普段なじみのあるキャラクターと一緒に、楽しい気分で撮影が楽しめます。

(参考:『スタジオアリスの赤ちゃん撮影』)

まとめ

まとめ

百日祝い(お食い初め)の魚は、真鯛(まだい)を選ぶケースが多いでしょう。真鯛(まだい)が人気なのは、華やかな見た目に加え、長寿であることや栄養価が高いといった理由があります。

真鯛(まだい)は一般的に塩焼きにして振る舞います。調理方法については、包丁の入れ方や飾り塩、飾り串がポイントです。さらに、敷き紙や飾り小物をすることでよりお祝いムードを演出できます。

また、百日祝い(お食い初め)には思い出の写真も一緒に残すことがおすすめです。スタジオアリスでは撮影用のお祝い膳をご用意しています。ご予約はWEBからも可能です。みなさまのご利用をお待ちしています。

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