七五三のお参りは夕方でもいい？縁起を担ぐ日取りの決め方とは

七五三のオンシーズンは神社やお寺だけではなく、フォトスタジオなども混み合うため、どのタイミングで参拝や撮影をするか悩んでいるママパパも多いでしょう。

参拝や撮影のタイミングを逃してしまったということにならないためにも、一般的な七五三の日を再確認するとともに、お祝いの日程を決める際に役立つ参拝時期や撮影スケジュールの決め方をチェックしておきましょう。

また、七五三のオンシーズンに神社やお寺に参拝したり写真撮影したりする際は夕方に行うという選択方法もあります。お子さまの節目となる七五三の行事がスムーズに行えるよう、ぜひご一読ください。

3才、5才、7才のお子さまのいるご家族は、七五三のお祝いに向けて11月15日の2〜4カ月前から準備を始めることが多いでしょう。七五三は、お子さまの成長を地域の氏神様にお伝えし、今後のさらなる成長を願う行事です。

多くのご家庭でお祝いする伝統行事のため、オンシーズンになると神社やお寺は混み合います。まずは、七五三の一般的なお祝いの日や時間帯について見ていきましょう。

七五三のお祝いは、11月15日が当日とされてきました。11月15日になった由来はいくつかあり、「旧暦の15日は鬼が出歩かない日（鬼宿日：きしゅくにち）と呼ばれていた」、「身体の弱かった将軍徳川家光の子ども、徳松（後の将軍、綱吉）の健康祈願を11月15日にしていた」などの説があります。

伝統に従うなら11月15日がベストタイミングですが、絶対にこの日にお祝いしなくてはならないという決まりはありません。最近では、混雑を避けて12月以降にお参りをするご家族も増えているようです。

七五三に関わらず、神社やお寺への参拝は午前中がよいと信じられています。夕方や夜は、人々のマイナスエネルギーが充満しやすいと考えられていることが理由です。

お子さまのお祝いということで縁起を担ぎたいという気持ちはありつつも、ご家族のご都合が合わないこともあるでしょう。その際に、午後にお参りをしたからといって悪いことが起きるわけではありません。

午前中の混雑を避け「足元の明るいうちにお参りしたい」という方は、15時ごろまでに参拝するとよいでしょう。一般的に11月は、16〜17時に暗くなり始めます。地域によっても異なるため、日没の時間を確認しておくと安心です。また、夕方になると神社やお寺のご祈祷の受付が終了している場合もあるので事前に確認しておきましょう。

七五三の当日である11月15日は、神社やお寺の混雑が予想できます。そのため11月15日を避け、11月前後を目安にお祝いす方も少なくないでしょう。「いつお参りしよう」と決めかねている場合は、六曜を意識して縁起を担ぐ方法もあります。ここでは、吉・凶とされる日にちと時間帯をチェックしていきましょう。

先勝（せんしょう）は「先んずれば即ち勝つ」とされる日なので、お参りは午前中にするのがおすすめです。ただし運勢は1日の中でバラつきがあるため、注意が必要です。早く行動することで「吉」となり、反対に遅いと「凶」になります。特に14時〜18時は、凶の時間帯なので、先勝の日は午前中に行動するようにしましょう。

友引（ともびき）には「勝負事は引き分けとなる」「友を引き込む」と、2つの意味があります。お葬式には向かない日ですが、お祝い事の際は大安の次に吉日とされています。そのため七五三のお参りや食事会の開催は、友引を選ぶご家族も多いようです。

注意したいのが、午前11時〜午後1時の「凶」の時間帯です。この時間を避けて、朝早くもしくは夕方ごろに参拝すると縁起を担げるでしょう。

午前中に家を出ても、ゆったりお参りしていたら「うっかり凶の時間帯になっていた」となる恐れがあります。可能であれば、夕方にお参りすると安心です。

先負（せんぷ）は、「先んずれば即ち負けとなる」という意味で、吉となる午後の参拝がおすすめです。さきまけとも呼ばれており、「何事も慌てず控えめにする事が吉」とされている日です。平静を保つのが大切なので、急ぐと「凶」になると考えられています。

「先勝」の対極になる位置づけだと、覚えておくとよいでしょう。

仏滅（ぶつめつ）は、六曜の中でもっとも縁起の悪い日です。時間帯に関わらず、何をするにも不向きとされています。六曜を気にする方は、できるだけ仏滅を避けるようにしましょう。

もともとは「すべてが空しい」という意味で、「物滅」と書きました。今では、「仏も滅するほどの悪日」として知られています。

ただし「物がいったん滅び、新たに物事が始まる日」と、解釈する場合もあるようです。解釈次第で「午後は縁起がいい」とも捉えられます。

大安（たいあん）は、六曜の中でもっとも縁起のよい日です。大安は文字から読み取れるように「大いに安し」という意味で、何をやっても穏やかに過ごせる日だと信じられています。

結婚式や開業などの慶事に、大安を選ぶ方が多いでしょう。「凶」の時間帯もなく、1日を通して吉になるのが特徴です。時間を気にせずにすむため、七五三のお参りや食事会の日取りにもぴったりです。

午前やお昼ごろに参拝し、午後もしくは夕方にかけて食事会を開催するとスムーズにお祝いできるでしょう。

赤口（しゃっこう）は、「赤」という字から火や刃物、血を連想する日です。「すべてが消滅する日」として、事故や病気にも注意するようにと考えられています。基本的に不吉な日ですが、11時〜13時のみ吉とされています。

赤口は負のイメージがあるため、仏滅の次に避けられている日です。六曜や縁起の良し悪しを気にする方は、別日の参拝を検討しましょう。

六曜を参考にして、大安を選ぶもしくは赤口や仏滅を避けると、縁起を担げるでしょう。土地の氏神様に、子どもの成長を感謝するのが七五三です。神社やお寺にお参りする「日本神道」と、仏教の教えに基づく寺は、六曜と関わりがないと言われています。

カレンダーにもよく記載されている六曜ですが、公的に管理されているわけではありません。捉え方は人それぞれで、信じるかどうかは自由です。七五三のお参りや食事会においては、日程決めの参考程度に考えるとよいでしょう。

フォトスタジオは混み合う時期があり予約の取りやすさに左右するため、撮影スケジュールを早めに決めておきたいものです。撮影スケジュールはそれぞれの季節によって、メリットが異なります。季節ごとの特徴や利点をチェックし、撮影時期を決める上での参考にしましょう。

4月〜5月は、フォトスタジオの予約が入れやすい時期です。比較的空いていることも多いため、衣装も選びやすく撮影がゆったりできるでしょう。まだ初夏のため、日焼けする前の撮影も可能です。

ただし6月は梅雨の時期と重なるため、ロケーション撮影に不向きというデメリットもあります。雨の日は衣装が濡れたり、ヘアセットが崩れたりしやすいので注意しましょう。

また子どもの成長は早いため、4月〜6月の撮影と11月以降の撮影では、体格や表情が異なります。あどけない表情を写真に残せるのが、4月〜6月に撮影するメリットと言えるでしょう。

7月〜8月は、夏休み期間を利用して撮影できるのがポイントです。ロケーション撮影をする場合でも、梅雨が明けているため天気に恵まれやすいでしょう。

ただし日中は日差しが強いため、汗をかいた状態で撮影することになる可能性も考えられます。神社やお寺などで撮影する場合は、昼前や夕方などの涼しい時間帯がおすすめです。

フォトスタジオには冷房が完備されており、真夏でも涼しい環境で撮影できます。夏の暑い時期はフォトスタジオでの撮影がおすすめです。フォトスタジオは夏休みに入る関係で予約が埋まってしまうこともあるので、早めに撮影スケジュールを立てておくと安心です。

9月〜10月は気候的に穏やかで、外での撮影も時間帯を選びません。七五三当日の11月15日直前なので、混雑のピークも避けられます。

紅葉の時期にロケーション撮影をすれば、衣装の映える美しい写真が残せるでしょう。さらに紅葉のきれいな神社やお寺でお参りすると、風情ある思い出にもなります。

また夏休み明けは、フォトスタジオの混雑が比較的落ち着いてくる時期です。ご家族の予定に合わせて、都合のよい日に撮影日を決めやすいでしょう。

ご家族の都合により、11月15日以降に七五三の後撮りをするケースもあります。あまり混雑していない時期なので、ゆったりお参りからロケーション撮影まで進められます。

シーズンを過ぎると、フォトスタジオは空いていることが多いでしょう。希望日に予約できる上、ヘアメイクや着付けも慌てずにすむのがメリットの一つです。

ただし12月以降の撮影になると、年賀状に撮影した写真を使用したい場合に間に合わなかったり、成人式の前撮り時期と重なったりすることもあります。11月以降に撮影するご家族は、12月以降にならないように撮影の日取りを決めることがおすすめです。

七五三の時期はフォトスタジオも混み合います。フォトスタジオでは、午前中に撮影をする方が多い傾向です。また、午前中に神社やお寺での参拝を済ませ、そのまま日中に撮影することもあるようです。

そのため、11月15日前後の午前中や日中はフォトスタジオの予約が重なっている可能性が高いでしょう。11月15日前後にフォトスタジオの予約を取りたい際は、夕方の時間帯が狙い目です。ここでは、七五三の撮影を夕方にするメリットについて見ていきます。

多くのご家族は、午前中に撮影を希望します。特に人気フォトスタジオのオンシーズンは、早い時間から予約が埋まっている可能性が高いでしょう。

夕方以降は、フォトスタジオの予約が取りやすい時間帯です。自分の後に控えているお客さんも少ないため、着付けやヘアセット、撮影も焦ることなくできるでしょう。

混雑している時間帯だと、人気の衣装は早い者勝ちになります。もし同じ年齢や性別のお子さまと予約が重なると、衣装の選択肢が減ってしまうこともあります。

男の子だと赤・青・紺・黒が人気カラーで、メリハリのある色調やモダンなデザインが人気です。女の子の場合は、ピンクや赤に花柄のデザインがよく選ばれています。それらの衣装をお子さまに着用させたい場合は、夕方の予約を検討するとよいでしょう。

小さなお子さまの場合、日中はお昼寝タイムとも重なりご機嫌斜めになる可能性があります。イヤイヤ期だと、着付けやヘアメイクの時間にぐずってしまうことも考えられます。

夕方以降は、お子さまの様子が落ち着きやすい時間帯でもあるでしょう。なるべく機嫌のよい時間帯に予約すれば、スムーズに七五三の撮影を進められます。

七五三の撮影は、夕方に関わらず、普段の生活からお子さまの機嫌よい時間帯を予想して予約時間を決めるとよいでしょう。

七五三の写真撮影は、多彩な衣装やセットが強みのスタジオアリスがおすすめです。お得な「七五三早撮り」プランや、ディズニー和装などが多くのママパパからご好評いただいております。また、お子さま撮影のプロがお子さまの気分を盛り上げ、最高の瞬間を写真に残します。

スタジオアリスの七五三撮影では、スタジオ撮影で着用する着物の他に、おでかけ用のレンタル着物もご用意しております。ご家族の都合に合わせて、撮影日とは別に1日着物レンタルが可能です。着物を着てのお参りや、ママパパによるロケーション撮影などフォトスタジオの外でも着物姿を楽しめるのがポイントです。

着物レンタルでは、カタログにある約200着から選べます。レンタル用の小物もあるため、着物に合わせた小物で気分を盛り上げましょう。さらに、スタジオ撮影での着付け代やヘアセット代は、無料です。髪飾りや草履もご用意しているので、手ぶらでご来店していただけます。

スタジオアリスの「おでかけ用着物レンタル」は事前予約制なので、混み合う前にぜひご利用ください。

（参考：『着物を2度楽しもう！おでかけ用着物レンタル』）

スタジオアリスでは、お子さまやママパパに大人気の和とディズニーの世界を融合させた和装も取り揃えております。人気キャラクターのミッキー＆ミニー、ドナルド＆デイジー、白雪姫＆アリス、ラプンツェルなどラインアップも豊富です。

ディズニー和装に合わせて、専用背景を設置しており、ディズニーの世界観を作り出す衣装と背景で、憧れのヒロインやヒーローになった気分をご堪能ください。

ディズニー和装は、おでかけ用のレンタルも可能です。公式サイトでは、衣装のイメージ画像を掲載しているので、気になる方はぜひご覧ください。また「店舗検索」から「衣装ギャラリー」のページを開くと、お近くの店舗での取扱い衣装をご確認いただけます。

（参考：『ディズニー和装があるのはスタジオアリスだけ！』）

七五三のお参りや食事会は、11月15日当日に必ず祝うべきという決まりはありません。ご家族の都合に合わせて、日程を設定するとよいでしょう。

七五三の記念写真を11月15日前後に撮影する場合は、夕方がおすすめです。フォトスタジオが混雑しにくい時間帯なので、「予約しやすい」他、「衣装の選択肢が多い」「お子さまの機嫌も落ち着いている」などメリットが享受できるでしょう。

お得に七五三の記念写真撮影をしたい方は、スタジオアリスの七五三撮影をぜひご利用ください。早撮り＋おでかけ用の着物レンタルができるプランや、お得な特典をご用意して皆さまのお越しをお待ちしております。またディズニー和装もお選びいただけるので、お姫様や人気キャラクターになりきったステキなお子さまの表情が残せるでしょう。

公式サイトからWEB予約やカタログ閲覧が可能です。

＼WEB撮影予約サービス／ スタジオアリスの
七五三