3歳のお子さまの抱っこ問題を解決！求める理由や対処法は？

お子さまも3歳ごろになると意思の疎通が取りやすくなってくるでしょう。それだけに抱っこをひんぱんにせがむ様子が見られると、「ただ甘えたいだけ？ずっと甘えてばかりだと、自立できない子になるのでは？」と、心配になってしまうママパパも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、3歳ごろのお子さまが抱っこを求める理由を解説します。またどうしても抱っこができないときの対処法や、抱っこを補助してくれるアイテムなどをまとめました。お子さまの抱っこにおいて悩みを抱えている方は、ぜひご一読ください。

お子さまが2歳のころまでは、抱っこすることは日常ですが、日々、成長するとともに抱っこすることも少なくなると考えるママパパも多いでしょう。3歳にもなれば、お子さまの体重も増えてきます。そのため、お出かけの度に抱っこをせがまれることに悩んでしまうことも多くあるようです。また、お子さまが抱っこをせがむ理由について不安に考えてしまうこともあるでしょう。

ここでは、3歳児がママパパに抱っこを求める主な理由を解説します。お子さまが「抱っこして」と言ってくるときの状況だけでなく、普段の様子や言動も思い返してみましょう。その上で当てはまる理由を想像してみてください。

特にこれといった理由に心当たりがない場合、お子さまは何かしらの不安や寂しさを感じ、安心感を求めて抱っこをねだっているのかもしれません。不安や寂しさを感じる理由はお子さまによってさまざまですが、3歳ごろは記憶力も著しく伸びる時期であるため、少し前にあったことを思い出し、不安になっているケースも多いようです。

お出掛けしているときなどにいきなり抱っこを求めてくるようであれば、疲れや退屈さが理由であることも多いでしょう。3歳ごろのお子さまはまだ脚力の発達が十分ではないため、大人が思うよりも早くに疲れてしまうことがよくあります。

特に興味関心のないお出掛けの最中は、退屈さも相まって、「もう歩きたくない」「帰りたい」というように抱っこをねだりやすくなります。

ママが妊娠中であったり、下の子が生まれたりすると、どうしても上の子にかけられる時間が減ってしまいます。そのことに関して何らかの思いを感じ、お子さまが赤ちゃん返りをすることでママパパの気を引こうとするのはよくあることです。

お兄ちゃんお姉ちゃんになるタイミング以外にも、環境が変わることで「自分にかけてもらえる愛情が減った」とお子さまが感じた場合にも見られます。以前に比べて抱っこをよくねだるようになったり、できていたことができなくなったりした際は、環境に変化がないかを考えてみましょう。

3歳といえば、これまでよりも明確な意思疎通が可能になってくるころです。それだけについつい「抱っこして」といわれても、「今はちょっとごめんね」と我慢させてしまうことが増えてはいないでしょうか。しかし、3歳になってもママパパとの抱っこや触れ合いは、以下の理由からとても大切なものです。

人間には触覚で捉えた感覚を脳でキャッチしたときに、気持ちも動くメカニズムがあると言われています。実際、ママパパもお子さまをぎゅっと抱っこしたときに、その温かさを皮膚で感じるとともに、心もぽかぽかと温かい気持ちになることはないでしょうか。

しかしこのようなメカニズムは本能的に備わっているものではなく、体験によってひも付いていくものだそうです。ママパパにいっぱい抱っこされて、「安心感を得た」「愛情をたくさん感じた」という体験があればあるほど、お子さまの心は豊かに育っていくでしょう。

さまざまな自己肯定感の育み方がありますが、その中でも重要なのは、幼少期にいかに安心感を得ていたかによって変わっていくと言われています。では、小さなお子さまにどうしたら安心感を与えられるのでしょうか。それは抱っこをはじめとしたスキンシップです。

大切なママパパが積極的に触れてくれる、お願いすれば触れてもらえる、そのような気持ちからお子さまは自分が愛されていることに自信を持ち、安心感を得るでしょう。そうして育ったお子さまは、大人になってからも「自分は愛される人間なのだ」というかけがえのない自己肯定感が軸になるため、ストレス耐性が高く、コミュニケーション能力にも長けやすいといわれています。

おでかけ中で荷物をいっぱい抱えているときだったり、そろそろ抱っこを卒業したかったりなど、お子さまからの抱っこに応えられない状況もあるでしょう。ここではそのようなときの対処法について見ていきましょう。お子さまの心を不必要に傷つけないコミュニケーションの取り方を押さえましょう。

赤ちゃん返りによって抱っこのおねだりが増えているようであれば、抱っこを無理に卒業させようとするのはNGです。赤ちゃん返りをしているということは、お子さまの心には何かしらのストレスや負担がかかっていると考えられます。

まずはしっかりと安心感を与えるため、抱っこやスキンシップの回数を今よりも増やしましょう。また態度はもちろん、言葉でも愛情を意識して伝えることが大切です。

もしも下の子が生まれたことをきっかけとした赤ちゃん返りであれば、ママやパパと二人きりになれる時間を持ち、たくさん甘えられる状況を作ってあげるのもよいでしょう。

荷物で手がいっぱいだったり、洗い物をしている最中だったり、抱っこをしてあげたくてもできないときにせがまれることもあるでしょう。そのようなときには、ただ我慢をさせずに楽しいことで気をそらしてあげるのがおすすめです。

例えばお子さまがハマっている歌を一緒に歌ったり、手が使えなくてもできるようなゲームやなぞなぞなどを用意したりしておきましょう。

3歳ごろになると自分で動き回りたがるお子さまも増えるため、ベビーカーやバギーを利用しなくなるご家庭も多いでしょう。日本のベビーカーメーカーの多くが生後36カ月までを対象としていることも関係しています。

しかし海外メーカーであれば3歳以上を対象としたベビーカーもあるため、遠出する日や荷物が多くなる日などは、ぜひ利用を検討してみてください。周りの目が気になるという方もいるかもしれませんが、近年ではアウトドア用に格好よいデザインのベビーカーやベビーバギーも販売されています。

「そろそろ年齢的に抱っこを卒業させたい」と思っても、ある日いきなり「もう抱っこはしません！」と拒否することは避けましょう。お子さまにとって、「ママやパパから嫌われた？」「悪い子だから？」など、不安の種になってしまいかねません。

抱っこをはじめ、日ごろの触れ合いを通して安心感や信頼性を十分に育めば、自然に抱っこのおねだり回数は減っていくでしょう。周りに比べて成長が遅かったり、甘えが強く感じられたりすると不安になるかもしれませんが、成長や性質は十人十色です。まずはお子さまの気持ちを優先することをおすすめします。

手が空かなくて抱っこに応えられないときには、抱っこ以外の方法でお子さまを構うことで満足してくれるケースがあります。しかしお子さまの気分によっては、「どうしても今、抱っこしてほしい」といじけてしまうこともあるでしょう。

そのようなときにはイライラせず、応えてあげるのがおすすめです。ほんの少し抱っこするだけでも、お子さまの気が治る場合もあります。

また応えてあげる余裕を持つためにも、大きくなってきた3歳児の抱っこでママパパが疲れないように、ここで負担のかかりにくい抱っこの仕方をマスターしましょう。

3歳のお子さまを抱っこするときは、腕の力で抱き上げるのではなく、全身を使ってお子さまを包み込むようなイメージで抱っこしてあげましょう。腕にかかる体重が分散されて、疲れにくくなります。

また同じ体勢で抱っこを続けるのも疲れの原因になるため、長時間の抱っこを求められたときには縦抱きと横炊きを交互にしてあげるとよいでしょう。

お子さまの体と自分の体はなるべく密着させ、重心を合わせるようにして抱っこします。ただし、重心を合わせようとして腰を反らせてしまっては、腰に大きな負担がかかるためNGです。少し腹筋に力を入れるようにイメージして、背筋を伸ばした状態をキープしましょう。

お子さまのお尻や首を支えるときには、手のひら全体や腕などを使い、支える面積をなるべく広くするのが負担を分散するコツです。

ここでは、お子さまの抱っこを補助するアイテムとして、抱っこバッグや抱っこひもなどといったアイテムを紹介します。しかし3歳児にもなると抱っこバッグや抱っこひもだけでは、かなり厳しいのが正直なところです。抱っこひもや抱っこバッグはあくまでも短時間の抱っこに使えるサポートアイテムとして考え、他のアイテムも適切取り入れることをご検討ください。

また各アイテムを購入する際には、必ず体重制限を確認しましょう。

常に抱っこひもを使うほどでなくなる3歳ごろであれば、普通のバッグとしても使いやすいデザインや機能性を備えた「抱っこバッグ」がおすすめです。お子さまが抱っこをせがんできたときには、バッグを前側に回し、ヒップシート代わりにバッグを使うことで楽にお子さまを縦抱きできます。

近年ではさまざまな種類の抱っこバッグが販売されているため、利用シーンやデザインの好みなど、ご家庭に合わせて選びやすいでしょう。

3歳ごろのお子さまに抱っこひもを使うのであれば、ベビースリングタイプがおすすめです。ベビースリングは一般的な抱っこひもに比べると子どもを全体的に包み込むデザインになっているため、ママパパの肩や腰などにかかる負担が少なくなります。

デザインは幅広いですが、3歳のお子さまでも十分使えるサイズを選ぶほか、縦抱きにしたときにお子さまのお尻から背中にかけて広く支えてくれるようなデザインのものがおすすめです。

キャンプやピクニックなど、たくさん歩くことが初めから分かっているときには、ベビーカーの代わりにキャリーカートを使うのがおすすめです。キャリーカートであれば耐荷重が100kgオーバーのものもあるため、3歳児を乗せた上でさらに荷物を乗せられるでしょう。お子さまが2人以上のときにもおすすめです。

普段とは違う乗り物での移動ということで、お子さまが抱っこよりキャリーカートに夢中になりやすいといったメリットもあります。

3歳ごろになると小さなお子さま向けのキックボードであれば、上手に使えるようになっているお子さまもいるでしょう。お子さまがお気に入りのデザインのキックボードを購入すれば、自分から率先して乗りたがり、お出掛け中の抱っこのおねだりがグッと少なくなったというケースも多いようです。

ただし慣れないうちは転んでけがをしてしまう恐れもあるため、ヘルメットやプロテクターといった防具は忘れずに着けてあげましょう。

3歳ごろのお子さまは体重も重くなってきて、抱っこを大変と感じるママパパも多いでしょう。しかし、3歳以降の身体能力の発達はとても早く、一般的にはどんどんと体力や筋力がつき抱っこを必要としなくなっていきます。心も成長していけば、いずれは恥ずかしがって抱っこをねだらなくなっていくのも一般的です。

「抱っこして」という言葉を全然聞かなくなったときには、寂しさを感じてしまうかもしれません。だからこそ、サポートアイテムを工夫して使うことで心の余裕をなるべく保ち、今という貴重な瞬間を楽しみましょう。

3歳という年齢は、身体能力も知能も一気に成長が進むころであり、だからこそ3歳には3歳特有のかわいさがあります。今しか見られないそのかわいさを記念に残しておきたいのなら、ぜひスタジオアリスをご利用ください。

スタジオアリスは「子ども専門写真館」です。3歳のお子さまにピッタリの多彩な衣装や、イベントに合わせた背景などをご用意して、お子さまの成長の節目を写真に残します。

スタジオアリスではさまざまな撮影プランをご用意しています。3歳のお子さまであれば、お誕生日と七五三の記念写真撮影がセットになった「Happy Birthday 七五三」がおすすめです。

お誕生日と七五三で記念写真撮影を2度するよりもお財布にやさしいのがポイントです。また、ご希望があればスタジオでの撮影後、着物のレンタルが可能です。記念写真撮影だけでなく、神社へのお参りも考えているのなら、ぜひチェックしてみてください。

（参考：『Happy Birthday 七五三のススメ』）

以前からお子さまに大人気のポケモン和装ですが、ついに今年から3歳の男の子用衣装が登場しました。大人気のポケモンキャラクターをモチーフに、色や柄にとてもこだわったデザインは、おしゃれにこだわりのあるママパパにもきっとご満足いただけるでしょう。

衣装の中にはポケモンたちが隠れているので、お子さまと一緒に「どこに何がいるかな？」なんていう楽しみ方もでき、お子さまにとってもよい思い出になるでしょう。

（参考：『ポケモン和装が登場！』）

3歳になっても抱っこをひんぱんにねだるお子さまに対し、さまざまな不安や悩みを抱えるママパパもいるでしょう。しかし、きちんとお子さまの気持ちを受け止め、かつスキンシップを欠かさずにいるのであれば、多くの場合は大きな問題には発展しません。

いつかは自然に抱っこを求めることが減っていき、お子さまも自立していきます。そのときまでは工夫をしてママパパの負担を減らし、今しかない3歳のお子さまとの生活をできるだけ楽しみましょう。

そして今この瞬間を思い出に残したいと感じた際は、スタジオアリスにお任せください。スタジオアリスではお子さまの愛らしさが映える衣装や撮影セットをご用意しています。ご家族で過ごす時間をとっておきのものにする心温まる撮影体験をご体感ください。

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