七五三の髪形全解説！お子さまに合った髪形できれいに思い出を残そう

七五三は、お子さまの成長を記念に残す貴重なチャンスです。華やかなヘアやメイクを施して、特別な記念写真を残してあげたいとお考えのパパママも多いでしょう。

お子さまということでメイクはママパパのセルフでなんとか仕上げられても、髪形の準備はなかなか難しいものです。七五三当日に行き当たりばったりでセットしてしまうと、残念な結果になることも少なくありません。

そこでこの記事では、七五三にぴったりの髪形を、年齢や衣装とのマッチングも兼ね合わせて紹介します。お子さまの年齢や雰囲気、衣装や髪のコンディションに合わせた髪形が決まっていれば、七五三当日も慌てる必要はないでしょう。ぜひ、お子さまの節目をお祝いする参考にしてください。

七五三の準備には衣装や会食の手配など数多くあるため、髪形まで行き届かないことがあります。七五三当日に行き当たりばったりでセットしようとして、失敗してしまったという声も少なくありません。

よく聞かれるのが「お子さまがじっとしてくれずセットがうまくできなかった」「凝った髪形にしたのに参拝中に崩れてしまった」「衣装とマッチしていなかった」というような声です。

お子さまの節目である七五三を成功させるためには、衣装との調和はもちろん、お子さまの年齢やその日の予定に合わせて髪形を決め、練習して慣れさせるなどの準備をしておく必要があります。

和装にするのであれば、アップを想定して髪を伸ばしておくとセットもしやすくなるでしょう。プロに依頼したほうがよい髪形もあるため、衣装や髪形のイメージは早めに決定しておくべきと言えます。

3歳児のお子さまはまだ幼く、ヘアセット中にじっとしていられないことも多いでしょう。参拝中に動き回って髪形が崩れてしまうというケースも多く見られます。

3歳児の七五三は、シンプルな髪形がおすすめです。ヘアセットに時間がかからず、崩れたときにも簡単にお直しできます。お子さまの毛量や髪の長さも考え、無理のない髪形を選ぶのがポイントです。

毛量が少ない、髪が短いという理由でアップスタイルは断念せざるを得ないこともあるでしょう。髪飾りをうまく使えば、かわいらしさを演出できます。

ちりめん生地の髪飾りは和装にぴったりです。ぱっちん留めになっている商品も多く、毛量が少なくてもしっかりと留められます。コサージュの髪飾りやカチューシャは、洋装・和装どちらにもマッチするアイテムです。衣装の色や雰囲気に合わせて選ぶようにしましょう。

髪が長いお子さまであれば、かわいらしいツインテールがおすすめです。ツインテールは高めの位置で結ぶと、3歳児のかわいらしさを引き立てられます。ストレートのままであればキュートな印象に、巻き髪ツインテールであれば優しい雰囲気になります。

また、ツインテールはアレンジも豊富です。ツインテールからお団子にする、ツインテールを途中で何箇所か束ね、ふくらみを持たせてオニオンヘアスタイルにするなどのテクニックを試してみましょう。分け目をジグザグにしたり、高さを変えたアシンメトリーにしたりすると個性的な雰囲気に仕上がります。

毛量が少ない場合は、編み込みや「くるりんぱ」などのテクニックを使ってボリューム感をプラスしましょう。編み目から髪を引き出しエアリーに仕上げたり、ひとつにまとめた髪をお団子にしたりすると毛量の少なさも気になりません。

カチューシャや髪飾りを付けるシンプルセットでも、サイドを少し編み込んであげるとボリューム感はアップします。髪飾りがしっかりと留まるだけでなく、おしゃれ度も引き立つでしょう。

3歳児のお子さまといえば、参拝中に動き回ったり髪をたびたび触ったりするものです。せっかくセットした髪形が崩れてしまい、残念な姿での写真撮影となってしまうこともあるでしょう。そのため、神社への参拝は動きやすさや疲れにくさを考えた衣装や髪形を選ぶご家庭も多く見られます。

一生の思い出になる記念写真撮影は髪形にまでこだわりたいという場合は、写真撮影の際の髪形だけプロに依頼するという方法があります。おすすめは衣装やヘアセットもお任せできる写真スタジオの利用です。和装で写真撮影できれば、ステキな思い出になるでしょう。

7歳になると、七五三の特別感を理解できるようになります。親子で話し合いながら衣装や髪形を選ぶことで、親子ともども七五三当日が楽しみなものとなるでしょう。

7歳の七五三は「帯解きの儀」という儀式が由来とされています。写真撮影はぜひとも本格和装で思い出を残してあげたいものです。髪形は着物の柄や雰囲気に合わせて選ぶと統一感のあるスタイルに仕上がるでしょう。

着物に合わせるクラシックな髪形といえば日本髪です。本物の日本髪を結えるのは髪結い師という専門家だけなので、美容院で頼む場合には新日本髪というヘアスタイルになります。

新日本髪を古典的な柄の着物に合わせる際は、七五三に向けて髪の毛を伸ばしておきましょう。髪の長さは肩下10cmを目標にします。おでこを出すとよりクラシックな雰囲気です。その場合には、前髪も鼻より下まで伸ばしておく必要があります。

毛先を巻いてからまとめる「ゆるフワアップ」ヘアは、着物にもドレスにもマッチします。写真撮影で衣装替えをする場合にも最適な髪形です。

着物の柄がリボンやバラ、ディズニーモチーフなどの場合には、古典的な日本髪では違和感が出る場合もあります。モダンな柄の着物には「ゆるフワアップ」がピッタリです。髪飾りもモダンなリボンモチーフやコサージュタイプが似合うでしょう。

着物からドレスに衣装替えする場合には、髪飾りも付け替えましょう。

椿や麻の葉、桜など伝統的なパターンを現代風にアレンジした着物をレトロモダンと呼びます。髪形はモダン寄りにすることで、お姉さんらしいロマンチックな雰囲気を演出できるでしょう。

髪の長さが短い場合には、前髪を編み込みでまとめて結い終わりに大き目の髪飾りでアクセントを付けます。アップヘアの場合にも、前髪を斜めに流したりポンパドールを作ったりすると、お姉さんらしさがアップするでしょう。

ハーフアップもロマンチックな雰囲気を演出する髪形です。毛先の巻き髪をおとなしめにすると品よく仕上がります。

着物に合わせた7歳の髪形は、プロに頼むケースがほとんどです。しかし、ヘアセットのタイミングを間違えると写真撮影の前に崩れてしまうこともあります。

おすすめは写真撮影の前撮りや後撮りです。疲れも崩れもないきれいな髪形で着物姿を思い出に残せます。七五三の前撮りは4月頃から受け付けている写真スタジオもあり、日焼け前のシーズンに撮影できれば着物が映えてよりきれいに仕上がるでしょう。

七五三の参拝と写真撮影を同日にする場合には、神社への参拝の前に写真撮影をするのがおすすめです。

「女の子の七五三にはぜひとも日本髪を」というママパパも多いでしょう。日本の伝統美を感じさせる日本髪での七五三は、お子さまにとっても特別な思い出になります。

なお、美容院で結ってもらうのは新日本髪で、舞妓さんなどが結う本物の日本髪とは異なることを理解しておきましょう。ここでは新日本髪に必要な髪の長さや準備するものについてまとめます。

新日本髪は地毛で結うのが基本です。七五三を目標に、結うのに必要な長さまで伸ばしておきましょう。一般的には肩下10㎝といわれています。長過ぎるのもまとめにくくなりますので、事前に胸辺りの長さでカットしておきましょう。

前髪を上げておでこを出すスタイルを希望する場合には、前髪も鼻下くらいまで伸ばしておきます。こちらも事前にそろえてカットしておきましょう。

前髪次第で雰囲気はかなり変わります。前髪をアップさせておでこを出すと、顔回りがすっきりとし、凛とした利発な印象になります。

切りそろえた前髪は子供らしい雰囲気のスタイルで、顔を小さく見せる効果もあります。軽く巻いて斜めに流す前髪は、柔らかな女の子らしいスタイルです。お子さまの好みや性格、着物の柄などに合わせて選ぶとよいでしょう。

新日本髪は着物に合わせる古典的なアップスタイルであるため、髪飾りも伝統的なスタイルで準備しておけば安心です。前髪の上に挿す「前櫛」、前髪の根元に結ぶ「ちんころ」、左側の鬢を飾る「ビラかんざし」、右側の鬢を飾る「ぶら下がりかんざし」、髷にかぶせる「かのこ」が基本とされています。

現代風の柄の着物には、リボンモチーフやコサージュタイプなどモダンな髪飾りでも構いません。帯留めもモダンなものを選んで統一感を出しましょう。

新日本髪は日本髪のようにルールが厳格ではありません。着物の柄や色に合わせ、楽しみながらアイテムを選んでいくとよいでしょう。

女の子は3歳と7歳で七五三のお祝いをするのが一般的ですが、男の子は「3歳と5歳」「5歳のみ」と地域によっても異なります。

女の子ほどバリエーションはないものの、髪形も七五三らしさを演出する大切なポイントです。前髪を少しアレンジするだけでも印象はガラリと変わります。きちんとヘアセットをして七五三に臨むことで、特別感のある思い出を演出できるでしょう。

髪質が柔らかめのお子さまやくせ毛のお子さまにおすすめなのが、ワックスを使ったふんわりアレンジです。ワックスでトップと前髪をふんわりと立たせて動きを出し、軽く横に流します。上品な優しい雰囲気の髪形で、洋装はもちろん、明るくモダンな羽織袴にもぴったりです。ダークな色合いの渋さを和らげたいときにも最適です。

七三分けスタイルは、ワックスを使ってタイトにまとめましょう。お坊ちゃん風の愛らしい仕上がりで、スーツや古典柄の羽織袴など、男の子らしい衣装に適しています。外出中の手直しもワックスを持参しておくと簡単に直せます。

髪を一度濡らしてからコームで七三に分け、分け目を崩さないようにドライヤーで乾かして形を作るとよいでしょう。髪質が硬めのお子さまの場合には、つむじや毛流れに逆らわないようにスタイリングし、仕上げのワックスはハードワックスにするとかっちり決まります。

前髪をかき上げたアップスタイルやトップをつんつんと立たせたソフトモヒカン風スタイルは、ワイルドな印象に仕上がります。髪の流れを変えるだけでできあがるスタイルなので、アレンジするほどの毛量がまだないお子さまにもおすすめの髪形です。

髪の毛を少しだけ水で湿らせておき、ドライヤーを使って風の力でくせ付けします。ある程度髪が立ち上がってきたらワックスを使って髪になじませ、全体のバランスを整えて完成です。

洋装・和装どちらにもマッチしますが、あえてダークカラーのシンプルなものを選ぶとメリハリのあるスタイリッシュなコーデが楽しめます。個性的な衣装とも好相性です。

丸刈りは帽子との相性が抜群です。衣装に合わせた中折れ帽を選んでおけば、当日のヘアセットは不要で個性あふれる演出ができます。衣装の色に合わせて帽子を選ぶのが、おしゃれに決めるポイントです。スーツなど洋装だけでなく、和装ともぴったりマッチします。

アレンジも可能です。電動シェーバーでラインなどをサイドに入れると、シャープで攻めたスタイルになります。頭頂部だけをやや残した短めのソフトモヒカンも、セット不要で楽ちんです。

男の子は女の子以上にじっとしていられません。短い時間でセットできる髪形を選んでおくと、当日スムーズにヘアセットできます。また、動き回ったり触ったりすることも想定し、大きく崩れないヘアスタイルを選ぶことも重要なポイントです。

七五三当日の一発勝負ではなく、事前に練習しておけば、より短い時間でセットできるようになるでしょう。

スタジオアリスでは、七五三の記念写真を一生の思い出にできるよう、さまざまなサービスをご用意して皆さまをお待ちしています。衣装も髪形も、ご自宅での準備は必要ありません。最後に、お子さまが楽しみながら写真撮影を楽しめる、スタジオアリスならではのサービスをいくつか紹介いたします。

（参考： 『七五三』）

スタジオアリスでは、撮影用のヘアセットを無料でご提供しています。和装・洋装にマッチするさまざまなヘアスタイルをご用意しており、好みに合わせた選択が可能です。

おしゃれなティアラや花飾り、和風髪飾りなどもあり、衣装に合わせてアレンジできます。つけ髪などのアイテムもあるため、毛量の少ないお子さまでも心配いりません。子ども撮影のプロとして、お子さまの気持ちを盛り上げながら短時間でセットするため、3歳児や活発なお子さまでも遠慮なくご利用いただけます。

（参考： 『753ヘアセットコレクション』）

七五三の記念写真撮影はお子さまの成長を形に残す貴重な機会です。スタジオアリスでは、写真撮影用の衣装を無料でご提供し、思い出に特別感を演出しています。

伝統的な和装はもちろん、ロマンチックなドレスやタキシード、ディズニーモチーフや人気ブランドなど、豊富な衣装のバリエーションが自慢です。その数はおよそ500着と業界最大数で、新作も続々と登場しています。ママパパの好みの衣装で撮影した後には、お子さまが選んだ衣装へのお着替えも可能です。

（参考： 『衣装を探す』）

七五三のシーズンに神社やお寺でのお参りと、写真撮影を同時に行うのはあわただしく大変なものです。そこで写真撮影を七五三シーズンの前に撮影する「前撮り」がおすすめです。

スタジオアリスでは、期間限定の早撮り七五三プランをご用意しています。フォトアイテムやディズニーデザインのくし・ブラシセット、足袋、七五三お祝いあめなどがプレゼントされるほか、七五三の参拝で着用する着物レンタルが特別価格になる、お得なプランです。

前撮りであれば、お子さまの体調や日焼け具合などに合わせて撮影できるため、衣装も笑顔も映えるベストコンディションで思い出を残せるでしょう。

（参考： 『早撮り七五三のススメ』）

七五三の髪形は、年齢や衣装に合わせてあらかじめ選んでおくのがおすすめです。自宅セットの場合には、事前に練習しておくと当日スムーズにセットできるだけでなく、お子さまの心の準備にもなります。

3歳児の女の子は崩れにくく簡単に仕上げられる髪形がおすすめです。7歳児の女の子は衣装に合わせた本格的な髪形をお子さまの希望に添いながら決めるとよいでしょう。また、日本髪に挑戦する場合は、事前に髪を伸ばしておく必要があります。男の子の髪形は前髪アレンジでいつもとは違った雰囲気を引き立てましょう。

スタジオアリスの七五三撮影には、撮影用の衣装もヘアセットも無料で付いてきます。神社への参拝は動きやすいシンプルな衣装と髪形にし、写真撮影時には記念に残るステキな髪形に仕上げ、お子さまの節目を彩る思い出を写真として残しましょう。

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